レッスンは ライブが命

 2012-10-12
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少し以前の話になりますが、オリンピックやなでしこジャパンの大活躍、テレビで深夜までご覧になった記憶をおもちの方も多いのではないでしょうか?

今時ですから、DVDに録画したり、後でスポーツニュースや再放送で見ることだってできるのですが、やっぱり生は違います。


私は野球が好きで、日本の球場はきっと10以上の所に行きましたし、シアトルやニューヨークのスタジアムにも行きました。

劇団四季や宝塚、ブロードウエイのミュージカルも何度か見ましたが、テレビや映画で見るのとは、まったく別の世界がそこにあります。

やっぱりライブには、特別の魅力があるわけです。


もしも私が、講演会で、ポケットから原稿でも取り出して読み始めたとしたら、きっと皆さんはどっちらけで、とても真剣に聞いてなんかくれません。

一人一人のオーディエンスの表情を感じ取りながら、語りかけるように伝えなければ、まともな講演会にはならないのです。



この日、ゆきちゃん(仮名)とお買い物ゲームをしました。

私の計画では、箱に入ったりんごやみかんを、種類ごとに数として認知させ、順序数と対応させながら10円玉を置いていく活動をする予定でした。


ですが、ゆきちゃん、

いきなり 「りんごともも、ください~」 と言ってきました。

予定外のリアクションです。


ゆきちゃん、きっとリアルなお買い物の場面が思い浮かんできたのでしょう、

すかさず、私が、「は~い、りんごが4こともも2こですね、合わせて6こ、60円になります」 とやったもので、ゆきちゃん大喜び、4と2で6、10が6こで60の算数的活動をたっぷり味わうことができたのでした。


この日のゆきちゃんの達成感には、目を見張るものがありました。

お片付けも進んで行い、退出時のごあいさつも、背中をぴんと伸ばし、大きな声ではきはきとすることができました。

まさに、この子のもっている魅力が、いっぺんに花開いた形となりました。


もしもあのときゆきちゃんに、「りんごはりんご、ももはももで別々に買ってください」 とやっていたら、果たして同じような達成感や、弾むような躍動感は、きっと生まれてこなかったと思っています。


マニュアル通りの無味乾燥なプログラム、

苦手なことだけを洗い出し、それを序列化しただけの支援計画、

そんなものでは、決して生きた療育は行えないと、私は思っています。


どうしてSHINOBU先生の所では、集中して活動できるか、いつも不思議でたまりません、

ご家族の方から、何度もお聞きした言葉です。


ねらいを明確に定めて、子どもに方向感をしっかりとつかませること、

子どもの体温や息づかい、内発的な学びの方向性を敏感につかむこと、

そして、子どものニーズにライブで応えることのできる方法と経験と力量、

私が目指すレッスンの形がそこにあります。


まだまだ未熟な私ですが、ありがたいことに、毎日、私の所には多くの子がレッスンを受けにきてくれます。

これぞ、私の最大の財産、

すべては、こうした子どもたちとの一つ一つのレッスンの積み重ねから、生まれてくるのです。


レッスンはライブが命、

そのフィールドの最前線にいられることを、私は何よりの誇りに思っているのです。







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