内言語から表出言語へのアプローチ

 2012-09-17
ここ数年、私は多くのご家族と出会ってきました。

それが就学前のお子さんの場合、多くの方が、言語表出についての願いをお伝えくださいます。

言語表出にかかわる課題は、ご家族にとって、何よりの切なる願いであることが多いのです。


これまでの個別指導場面で、100人をはるかに超える子どもたちと出会ってきました。

かれんちゃんのお母さんは、

これまで「ちゃちゃ」としか言えなかった子が、SHINOBU先生のレッスンで、「せんせい」と言っているのに、本当に驚いた、

この子の言語の育ちは、SHINOBU先生のマンツーマンがなくして考えられない。

いつもそんなふうに、おっしゃってくださいます。


3歳児のマンツーマンレッスンでは、実質は10分程度で終わってしまうのに、SHINOBUのレッスンでは、どうして40分も集中力が切れないのか不思議で仕方がないという話を別のお母さんから何度も聞きましたが、当時の私は、3歳児のかれんちゃんを相手に、90分のレッスンを毎週欠かさず続けていました。

あの頃は、時間に余裕があったこともありますが、本当によくやったものだと、今更ながらに思っています。


卒園式の時に、初めてみんなの前で発表をして、私を感激させた太郎君は、今ではもう普通に言語でやりとりができるようになってきました。

あの太郎君も、もう5年生になっているのです。


太郎君が、言語表出の爆発期を迎えたのは、就学後、学童保育で親友のせいや君に出会ったからだと、私はとらえています。

そう言えば、構音が不明瞭だった、さきちゃんも、はるちゃんも、小学校に入ったとたんに、言語表出がクリアになり、聞き取れる言葉が日に日に増えてきました。


内言語の豊かさ、コミュニケートの楽しさと大切さ、テクニカルな言語表出のメカニズム、

これらの条件が一定のレベルに整った時、表出言語は爆発期を迎えるものだと、私は考えているのです。


私は、生きた理解言語のモデルを示してそれを習得させること、

それをパラレルなコミュニケートの場面で、活用できるお膳立てをすること、

そして、コミュニケートの楽しさと大切さを、きちんと評価し、体感させることを大切にしています。


ですが、短期に言語を爆発させるスーパーテクニックなんて、何もありません。

ただ、そこを目指して、日々与えられた時間に、大切な内容を見失わないよう、日々の活動を充実させていくことだけです。

私は、何人もの子の言語の育ちを、最もその子の近くに寄り添って、ずっと見つめてきました。


あなたのあゆみは、後に続く多くの子どもの道しるべとなっていくのです。

私は、いつの時も、向かう先をしっかりと見つめながら、君と同じ歩幅で歩いて行きたいと願っているのです。



この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2012-09-18)






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