それをあたりまえようにこなす プロとしての専門性

 2012-09-10
私の所には、毎週、県外からレッスンを受けてくださる方がいます。

車で何時間もかけてお越しくださったり、新幹線での高い費用を負担しくださったりしながら、1時間足らずのレッスンを受けに来てくださるわけです。

その多くは、口コミや紹介でお越しくださる方です。


この活動を始めて5年目になりますが、そのリピート率は、驚くべき数字であると、私は思っています。

色々な事情で、レッスンを中断したり、卒業したりする方もいますが、以来4年・5年と続けられている方が、圧倒的に多いのは事実です。

私は、そのことを、何よりの誇りに感じて、毎日の活動に取り組んでいます。


交通渋滞に巻き込まれてはいけないと、前日から岡山に宿泊して、時間待ちをしてくださる方も多いのです。

となると、どんなに体調が悪かろうと、少々のことでは、レッスンをお休みにすることはできません。


無頓着な私が、体調管理には、ことさら気を使うようになりました。

どんなに宴会が盛り上がっていようが、中座できにくい会であろうが、午後10時には帰宅して、テンションを早く副交感神経モードに切り替えるように心がけいます。

私には、お休みの日というものがありませんから、疲れをためても、それをまとめて回復させる機会がないからです。

腰のこともあるので、フィジカルなメンテナンスも、毎週欠かさないようにしています。


それが、多くのご家族の願いに寄り添う者としての責任であると思っています。

舞台芸人の方や自治体のトップの方が公人であるように、私には、日曜日や祝日といった日が、休みであるという感覚は、全くありません。

それだけのことを、託された仕事であると、自覚しているのです。

そういう覚悟なくして、私のような非才な人間が、京都や三重や東京から、次々とお越しくださるようなレッスンができるわけがないと考えているのです。


私の教室には、教材の墓場があります。

研究や試行錯誤をしてみたものの、教材化するには至らず、廃棄を余儀なくされたものです。

以前、教室を整理したとき、何千枚というプリントの残骸が出てきました。


家庭なら、買った野菜は、残らず調理していただくのが当たり前です。

しかし、プロの料理屋なら、稲庭うどんでも、土瓶蒸しでも、のどぐろの塩焼きでも、売れても売れなくても、お客様の注文があれば、すぐにでも提供できるように毎日仕込みをしておかなくてはいけません。

それなりの料金をいただくのも、プロとしての責任という観点から、当然のことです。

中途半端なものを、商品にしてはいけないのです。


おもちゃも、10個買って、1個使えれば良い方です。

当時、新採用だったりえ先生は、それを見てある意味あきれた顔をしていましたが、自分が実践者として教材開発にかかわってみると、生き残った現役の教材の陰に、何百枚という失敗した試作品があるのだということが、だんだんとわかってきました。

それが、プロとしての教材開発だし、教材に命を吹き込むというのは、そういうことなのです。


待ち合わせの時間に着くのは、当たり前、

たとえ交通渋滞があっても、電車事故があっても、いつも通りに会場に着き、何食わぬ顔でサラリとレッスンをやりとげて帰ること、


レッスンは私が、私でいられる唯一のもの、

それがこそが、私のプロとして美学となっているのです。






この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2012-09-14)


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