紙の上でない算数

 2012-09-04
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夏休みに、田舎の親戚の家に遊びに行きました。

朝、いとこに連れられて、裏庭の林に行ってみました。

その子は、生まれて初めて、小さなクワガタ虫を発見しました。

ペットショップで買ったものではない、大きな胸のときめきがそこにはありました。


夏休みが終わり、やがてその子は、元の家に帰りました。

でも、心の中には、あの日のときめきが忘れられません。


男の子は、繰り返し、何度も何度も、昆虫図鑑を眺めるようになりました。

そこには、日本のクワガタ虫だけでなく、世界のいろいろな地域の、たくさんの昆虫のことが書いてありました。

昆虫図鑑を通して、この子は、世界の様々な地域の、たくさんのクワガタ虫のことを、まるでそのこにいるかのごとく、感じ取るような心持ちになっているのでした。



私たちは、教科書を通して、様々な文化を学び取ることができます。

そこに居ながらにして、たくさんの豊かな内容を学習することができるのです。


しかし、直接体験には、バーチャルな物では体感できない、学びの真実が内在化しているのです。

これがあればこそ、教科書の内容が生きてくるのだと、私は考えています。


紙の上での算数が苦手でも、お店屋さんをさせると、人が変わったように瞳を輝かせて取り組む子どもに、私はこれまで何度も出会ってきました。

紙の上だけの学習が、算数ではないのです。

要は、子どもに育てたい内容と、数理的な真実を見つめれば見つめるほど、リアルとバーチャル、双方が必ず必要となってくるのです。


お買い物ゲーム、すごろくゲーム、

子どもはとっても大好きです。


リアルとバーチャルをつなぐ接点が、操作活動であり、ロールプレイであるわけです。

私は、ここの構成こそが、算数指導における指導者の力量を示す物だと考えて日々の実践に取り組んでいます。

私が育てたいのは、数の世界のよさと大切さを、日常生活に生かすことのできる子どもの姿です。


生涯、数の世界にふれながら、数と向き合いながら、より豊かに暮らす数の扉を、何としても開いてやりたい、

私の算数指導の目標は、いつもそこにあるのです。





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Author:SHINOBU
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