フレームを同じにするという支援

 2012-07-25
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ご覧の通り、私の教室には、電車図鑑・乗り物図鑑、戦隊ヒーローや仮面ライダーの本がたくさんあります。

このテのキャラクターに、とっぷりとはまっているお子さんも、きっと多いのではないかと思いますが、それがどうしてだか、皆さんはお考えになったことがわかりますか?


私の教室に通ってくれている子で考えれば、こうした電車や戦隊ものにはまる子は、同時処理系優位の認知特性の子が圧倒的に多いのです。

では、どうして同時処理系の認知特性の子が、電車や戦隊ものにはまるかというと、フレームが同じでありながら、特徴がとらえやすいからだと私は考えています。


仮面ライダーの1号と2号、知らない人がみるとどちらがどちらかわかりません。

でも、「赤いこぶしは正義のしるし」 2号の手袋はしっかり赤くなっているのです。


赤・青・黄・緑・ピンク・・

ベーシックな戦隊ヒーローのカラーは同じでも、ゴーカイジャーの胸には、しっかりクロスした剣のマークが刻まれています。


上越新幹線、E1系には鮮やかな赤のライン、秋田新幹線E3系はさわやかなグリーンのライン、そういう目でみれば、形や色の特徴が明確にとらやすくなります。

AKB48のメンバーの顔が全員同じに見える、継次処理優位のSHINOBU先生のとらえ方と、この子たちの目に映るとらえ方が、全く同じであろうはずがありません。

彼らにとっては、この視覚性の同時刺激こそが、言語に代わる代替コミュニケーションツールの一部となっているのです。

だからはまるし、快刺激となるのです。


こうして、その子の目に映る事象が、どのようなものであるのかについてアンテナを張っていると、その方略や手だても自然に浮かんできす。


まずは、同じフレームでとらえさせてみる、

その安定したフレームで、ぐんぐん内容を積み上げていく、

そしてフレームが変化しても、認知できる力を培おうというのなら、そこに支援を入れてフェードアウトしていくか、育ちに応じて段階的にスモールステップを刻んでやる、

育ての道筋は、幾通りだってあるのです。


そこが鍛え伸ばす内容であるのか、理解し支援を入れる部分なのかの判断には、高度な専門性が必要です。

ただ、苦手なことの裏には、必ずその子の得意なことが隠されている、

そう信じられる者こそ、教育者の名に値するのだと、私は考えています。




この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2012-07-26)





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