幸せの根元

 2012-06-28
私の所には、毎回JDS(日本ダウン症協会・岡山支部)の会報を送っていただいています。

先日も、7・8月号を、届けていただきました。

その誌面の一つに、「~Happy Birthday メッセージ~」 というコーナーがあり、それぞれのご家族が、それぞれのお子様の誕生と成長を祝うメッセージが綴られています。

私は、毎回このコーナーを、とても楽しみに拝見させていただいています。

今回その記事になっていた5名のお子様は、全員何らかの形で、私たちがサポートさせていただいているお子様でした。

それぞれのご家族の深い愛情が、誌面からにじみ出ているような内容でした。


その一人に、昨年まで、ずっと私のマンツーマンレッスンを受けてくれた女の子の記事がありました。

遠方から、毎回ずっと欠かさず白ゆりに通ってくださっていましたが、この春、小学校へのご入学を機に、白ゆりを卒業されることになりました。

いつも元気一杯、弾むような笑顔で、毎回、一生懸命勉強に取り組んでくれたお子様でした。


小学校でも、毎日楽しく勉強されているという記事を拝見し、何だかとってもうれしい気持ちになり、すぐにお母さんに連絡をさせていただきました。

↓ すると、その日の夜、下記のような内容の、とってもうれしいメールをいただきました。


梅雨のじめじめした日々が続きます。SHINOBU先生、メールをありがとうございました。返事が遅くなって、申し訳ありません。
 
白ゆりを卒業した後も、こうして娘のことを気にかけてくださり、本当にうれしく思います。

おかげさまで、娘は毎日元気に通学しています。障がい児教育の拠点校ということだけあって、先生方も子供たちもとってもあたたかくて、嬉しく思います。

先日は、英語集会がありました。一年生は舞台の上に並び、他の学年の子供たちが一斉に「what is your name?」 と問いかけるので、マイクを持って英語で自分の名前を言う課題でした。

娘は前夜から「恥ずかしい、行きたくない」とベソをかいていたので、無理かな・・・と半ばあきらめていました。
 
当日は、予想以上の観客で、「一年生だから、娘の他にも緊張して言えない子がいるよね・・・」という私の予想に反し、みんな大きな声で発言していきます。

一番最後の娘の番になり、「娘だけ言えなかったらどうしよう・・・」と私も緊張でいっぱいになりました。

「what is your name?」 という大きな声の問いかけの後、なんと娘も、大きな声で「my name is ○○ !!」  と答えることができました。「おおっ」という軽いどよめきの後、拍手がおこり、感動して泣きそうになりました。
 
さらに、後日先生から、集会の後、高学年のお姉さんが「○○ちゃん、すごいね~!!」 と娘を取り囲んでほめてくれて、ちょっとしたアイドル状態だったと聞き、胸が熱くなりました。

入学して3か月余りなのに、クラスの、学校の大事な一員として、娘にみんなが接してくれていて、嬉しく思います。

SHINOBU先生がブログでよく記されている、「子どもは集団の中で育つ」 ということは、こういうことなんだ・・・と実感しました。

長くなりましたが、この経験を先生にお伝えしたくて、つづりました。

これからも親子で頑張っていきます。また、ご指導下さい。

お体に気をつけて、これからも様々な子どもたち、そしてそのご家族の皆様の応援団でいて下さいね。



この子の成長を、あとに続くたくさんの子どもたちの道しるべにしてください。

私は、最後のレッスンの時に、お母さんにそのようにお伝えしました。


レッスン終了後には、いつも園庭で、楽しそうに過ごす母子の笑い声が、教室に聞こえていました。

そんな日々の思い出が、いくつも鮮やかによみがえってくるようで、本当にいとおしい気持ちになりました。


そう言えば、このお母さん、年中組の頃には、いくつかの小学校の情報収集を終えて、年長さんの頃にはもう、学びの環境を具体化されるレベルになっていました。

それぞれのお子さんが、みんなと一緒に、笑顔で育つ学びの場、

この日の英語集会のエピソード、

小さい頃からの、ほとばしるようなこの子の笑顔、

それを作られたのは、まちがいなくすべて、このお母さんの深い愛情なんだと、私は信じています。


ここまでのお母さんのあゆみが、決して平坦であったはずがない、

幸せの根元は、本当はどこにあるか?

私は、そういうご家族を、これからもずっと応援させていただきたいと思うのです。



この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2012-07-03))




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コメント
ご無沙汰しております。先生もお忙しい毎日を送られていることでしょうね。
うちの息子も小2になり、学校では色々なお友達と仲良く過ごしているようです。先日の参観日は国語の授業で、「スイミー」をしていました。息子はスイミーの気持ちや何故スイミーは他の魚から身を守れたかなど何度も手を挙げて答えていました。小学校に入るまでは将来の不安におしつぶされそうな毎日でしたが、息子も次第に逞しくなり、私も少し安心してみていられるようになりました。今も言葉は幼く、しっかりした子に馬鹿にされたり、友達と遊んでいても自分の世界に入る傾向があったり、改善しないといけない面は沢山ありますが、好きなこと、得意なことをのばしていき、自信につながればと思います。教科では算数、家では読書とプラモデルを作ることが大好きです。
では、先生もお身体には十分お気をつけてくださいね。
【2012/06/30 19:41】 | そうママ #- | [edit]
ご無沙汰しています。

うれしいお便り、ありがとうございました。

白ゆりでの楽しいレッスンが、昨日のことのように思い出されますね。

これからも、そうちゃんが、集団の中で、その持ち味と良さが発揮され、みんなと一緒に健やかに成長されることを願ってやみません。

何年経っても、そうちゃんが、私の大切な教え子であることに変わりはありません。

お母さんのご努力が、形となって実ってきました。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。
【2012/07/01 11:03】 | SHINOBU #- | [edit]












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