インクルージョンの同志 ここに集う

 2012-06-20
DSC09715_convert_20120620203520.jpg



今日は、芦屋市教育委員会・芦屋市特別支援教育研究協議会の講師としてお招きをいただき、「特性理解に基づいた教材・教具の開発」というテーマで、私の実践についてお知らせする機会をいただきました。

20~30名程度とお聞きしていましたが、会場となった視聴覚室一杯の先生方にお越しいただきました。


この日、岡山のレッスンをキャンセルしてまで、お伺いすることになったのは、それに至るいくつかの大切な出会いがありました。

かねてから注目をさせていただいていた芦屋市の特別支援教育の先生方が、どのようなまなざしで私の実践を受け止めてくださるか、その事を直接肌で感じ取ってみたいと思ったことも、大きな理由の一つです。


実際にお話をさせていただき、ここに集われた先生方は、まさに私と志を同じくするインクルージョンの同志だと感じることができました。

真剣にメモを取り、何度も大きくうなずいて話を聞いてくださる先生方の熱気に、私は知らず知らずのうちに、自分の気持ちが高揚していくのを感じていました。


会が始まると間もなく、実際に私の個別レッスンを受けてくださっている保護者の方が、芦屋市だけでなく、京都からも、三重からも応援に駆けつけてくださり、会場は補助いすが必要となるくらいの人数になっていました。

お母さん方も、芦屋の先生方の熱心な姿勢に、いたく感銘を受けられていました。


現場の第一線でご活躍の先生方に、個別指導のレッスンを、この5年間で10,000時間以上積み上げた実践者として、何かお伝えしなくてはならないことがあるはずだ、

ご家族と共に歩んできた支援者として、ご家族の願いの代弁者として、学校の先生方に必ずお伝えしなければならない大切なことが、きっとあるはずだ、

私はこの日の講演、こんな風にを受け止めていました。


会が終わった後、あるお母さんのお宅にお招きいただきました。

そこには、京都から、三重から、来てくださったお母さん方もいらっしゃいました。

その子が幼稚園の時の担任の先生まで、来てくださっていました。

「SHINOBU先生のマジックの、種明かしをしていただいたように思いました」

大きな拍手で、私を迎えてくださり、感激で胸が一杯になりました。

今回の講演会で、私は、自分の果たすべき役割、向かう先がより鮮明に見えて来たような気持ちになりました。


この日の朝、20年前に教えた教え子から、思いがけないメールが届き、そのことも会場の先生にお伝えしました。

子どもは集団の中で育つ、

みんなの中にしっかりとした居場所があるからこそ、個の特性に寄り添った豊かな個別的な支援が初めて生きる、

どちらが大事ということではなく、その両方が必要であり、そのバランスこそが、その子の教育的なニーズなのである、

私は、教材開発の具体的な中身を通して、本当はそんなことをお伝えしたかったのかも知れません。


お母さんたちとの茶話会がお開きになった後、私は神戸の大学に通う三女と三宮で食事をしました。

心理学の授業が面白いという三女の話を聞きながら、何とも心地よい気分になりました。


この日、午後の6つのレッスンをキャンセルしてここに来たのですから、手ぶらで岡山に帰るわけにはいきません。

ここで得た、ここで学んだインクルージョンの息吹を、何としても今後の実践に生かしていかなければ申し訳が立たないと感じていました。


会の終了後、ある京都のお母さんから、下記のような内容のメールをいただきました。


SHINOBU先生、大きな収穫を持って帰らせていただきました。
ありがとうございました。

研修のお話しを聞かせていただけて、実践場面とはまた別の角度から、SHINOBU先生の子どもを見守る暖かい眼差しや、教える情熱を見せていただけました。

教材開発のプロセスのお話は、子供を惹きつける魔法の種明かしのようで、プロの先生方も身をのりだすように、聞いておられ、唸っておられるようでした。
教師ならば、常にその吸引力に磨きをかけねばならないなと、私は反省した次第です。(←注 このお母さんも大学で教鞭をとっていらっしゃる方です)

おかげで、三重のお母さんたちとも知り合うことができ、地域を超えた情報交換いたしました。
それぞれのエピソードにヒントがあり、参考になります。オフ会の効用ですね。
こんな機会、先生との出会いがなければ、あり得ませんでした。
密度の濃い半日を過ごすことが出来ました。

子ども抜きで先生を囲んでお話しを伺えたのも、またとない機会でした。
お疲れのところ本当にありがとうございました。

今後とも宜しくお願いします。




明日からまた、子どもと共に、ご家族と共に歩める自分を、何よりもうれしく感じます。

このスケジュールの中で、今日のこの日を迎えることができたこのパワー、

子どもの笑顔と、ご家族の熱い気持ちが、それを支え続けてくれたことを、改めて感じることができたのでありました。



※ 当日の資料は、下記リンクからご覧いただくことができます。
 
  「特性理解に基づいた教材開発の実際について」




この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2012-06-22)


にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。 ↑

コメント
SHINOBU先生!やりましたね!完成ですね!おめでとうございます!おめでとうございます!自然の風を感じる事ができ 段差の無い安全なトイレ・洗面所・階段にフロアー。

 保護者代表の方の謝辞にも感激しました。感謝の気持ちが溢れんばかりに凝縮された言葉の数々・・その中で、特に私は「・・みんながお父さんとお母さんのところへ生まれてきてくれたおかげで、私達は白ゆりの先生方に出会えたんだよ・・」・・何とありがたいお言葉かとじ~んときました。

 素晴らしい建物や設備という『ハード』の面、それは白ゆりの先生方・SHINOBU先生の温かく粘り強く見守り続ける関わりの『ソフト』があればこそ、またそのソフトがあって認められてきたからこそ「実現」「完成」となったに違いありません。

 ソフトは柔らかく「人・人間」です。くれぐれもスタッフの皆様 お身体を大切になさって下さい。『子どもが主役』の白ゆりでしょうが、皆様や保護者の方々は「わき役」では無く、「準主役」であろうとSHINOBU先生の記事を楽しみに拝見しながら感じています。

 SHINOBUさんは、人に恵まれたわね・・奥様のつぶやきにその通りと思いますが・・間違いなく、「その人達」の最上位に奥様がおられます。ですよね!SHINOBU先生!

 おめでとうございました。新しい門出の春です。ありがとうございました。v-481
【2015/03/21 13:35】 | 赤根 修 #- | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/1232-56e72181
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
大切さを全国に伝えたい
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ