文字が読めるようになるプロセス

 2012-04-19
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この春に、年長クラスに進級した男の子、

このところ言語にかかわる伸びに目をみはるものがあります。


大好きなガード学習、

しっかりと指して、はっきりとした声で 「これ」 と、私に意思を伝えることができるようになりました。


表の面の絵を見て、「れいぞうこ」 と言い、裏面のひらがなを見て、「れ」 と伝えてくれます。

私の教室に通ってくれるようになってまもなく3年になろうとしますが、ここにき言語面て驚くような成長を見せてくれました。


ずっとずっと土の中に根を張り続けてた大切な芽が、ここに来て一気に伸びてきたように感じています。

芽生えの時を信じて、土を耕し、肥料を施し、ずっと毎日水を与え続けたお母さんやそれぞれの先生方のご努力が、今こうして形となって見える時期に差し掛かってきたのです。

こうした成長の喜びを共有させていただくことを、何よりの誇りに思います。


言語面での成長と共に、生活面・行動面での課題も増えてきました、とお母さんは苦笑されていました。

それは、そうでしょう、

こうして前に前に進んでいけば、いろいろな課題と遭遇していくのは、ある意味当然のことです。

成長すればこそ、乗り越えなければならない課題も、次々と増えてくるものです。


3月までは隔週で通ってくれていたここでのレッスンも、4月からは毎週になりました。

ここに通い始めた頃は、DVDを使って何度も何度も手遊びを一緒にしたものでした。

去年の夏に、お母さんにレッスンを見てもらったときは、「集中して活動しているのに驚きました」 と言ってくださいました。

去年の11月頃から、言語表出が特に顕著になってきました。

いつの頃だったか、教室を出るときには、いつも「バイバイ」 と言って、手を振って帰るようになりました。


支援の内容は、毎回A4用紙1枚に記録するようにしています。

こうして改めてそのファイルに目を通してみると、その成長のプロセスがくっきりと浮かび上がってくるように見えます。

子どもの成長は、こうした文脈の中で、日々培われていくものです。


この子の言語の成長は、私の手柄でも何でもありません。

ご家族の熱い願いと、多くの先生方や支援者の指導と、この子の努力とが、形となって実を結んできたのです。


だからこそ、支援者として、私がなすべき役割を明確にしていきたい。

苦しい場面でこそ、そこでの営みが、結局子ども育てるのです。


あの日があればこそ、この子の今がある、

どんなときにあっても、豊かな愛情をもって、大切なことを積み上げていける自分でありたい、

この子の言語の成長は、私にとっても、後に続く多くの子どもたちにとっても、大切な宝物となるのです。



この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2011-04-20)



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