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すべての子に みんなと共に学ぶ場所を

 2012-01-04
正月は、家内とじっくり話せる時間がありました。

その話の中で、ある行政のトップの方が、私の活動に強い関心を寄せてくださっていることを聞きました。

文科省でのキャリアのある方で、海外の教育事情にも明るい方であるということです。


一方で、いくら希望しても、その子の特性に応じた、最低限の教育の場さえ与えられないケースがいくつもあります。

今、私は、そうしたケースの相談を、何件も同時に伺っています。

それが、現実です。


どこが違うか?

それは、その子の存在を、全面的に受け入れようとする心が根本にない、ということです。


> お子様の障がいについては、可能な限り理解していきたいと思います。これが、私たちの学校で出来る精一杯の内容です。


一見、誠実なお答えのようにも見えます。

でも、その根本に、「我が学校のかけがえのない大切な子ども」 という感覚がない、


脈々と継がれていく分離教育の発想、

「障がいがあっても、うちの学校に入れてあげましょう」 というインテグレイト(統合)の感覚、

そんなつもりではなくても、私たちには、普通の子のための学校です、と聞こえてくる・・

思わず 「普通の子って、どういう意味ですか」 と尋ねたくもなります。


日本のインクルージョンに、うまく行った例を知らない、

ある方の、そんなコメントが、今でも心に突き刺さっています。


でも、たとえ現実がどんなに厳しくても、決して目指す方向を見失ってはいけないと、私は考えます。

TOPの方には受け入れられても、現場に行けば行くほど、厳しい課題をどんどん突きつけられる、

これが今、我が子のために心を砕いて活動されている保護者の方に突きつけられている現実です。


保育園長の家内は、私の最大の理解者です。

私のできないことを、どんどん前に進めていってくれます。

なぜなら、その理念が間違いなく本物であり、今後社会が目指していく、あるべき方向であることを、彼女は感じとっているからです。


諸外国の事情を聞く度に、どうして日本はこうなんだろうと、思わざるを得ません。

そう言えば以前、「ここは日本です、外国ではありません」 と、平気で私におっしゃった教頭先生もいらっしゃいました。

そういう現実に立ち向かいながら、我が子のためにと、泥だらけになりながら、孤独感に苛まれながら、一歩一歩前に進んでいこうとされているご家族の方々を、決してそのままにすることは出来ない。


私たちが、次に目指していかなくてはならないことは何か?

ご家族の切実な願いを受けた私たちが、今なすべき役割とは、どんなことか?


今日は仕事始め、

そのための第一歩が、また今日からスタートしたのです。




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コメント
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
どうしても、対症療法的な発想から、こぢんまりと現実的発想をしようとする自分がいます。また、障害特性対応の名の下に、その根本の哲学を考えようとしない、思考停止的実践が溢れかえっているように思います。
本質の追究、思考継続、そして根幹の哲学を重視する。
そんなことを思いながら読みました。
新年早々、気合いを入れていただき感謝します。
【2012/01/04 14:38】 | 夢追い人 #- | [edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2012/01/04 19:05】 | # | [edit]
こちらこそ、本年もどうぞよろしくお願いします。


お正月は、3日間ほど教室に行かない日がありました。

普段には無い時間を、楽しむことができました。

でも、その時間を豊かに感じることが出来るのは、普段の達成感があってこしだと思いました。


正月の3日には、朝一から教室に入り、エンジン全開でした。

レッスンがあるわけではないのですが、ごぞごそやっていると、あっという間に時間が過ぎました。

さあ、やるぞというという感じで、とても楽しいです。


何かが、私を駆り立てるのです。

血のにじむような保護者の方のお気持ちが、私の心の芯を揺り動かし、何かに突き進ませるのです。


私にとっての根本の哲学は、こうした多くの方との、魂のふれ合いによって、形作られていきました。

自分の生き方が、根底から変わってしまいました。

私は、自分がこの世に生を受けた意味を、この齢になって、やっと知ることができたのです。


もう決して後には引かない、妥協しない、言い訳をしない、

しっかりと覚悟と決心が出来上がってきました。

もう自分が、どこまで突き進むが、自分でもわからない状況になってしまいました。

子どもが親を変え、その親が、私を変えてしまいました。


これからも、時々ご助言をいただき、向かうべき道を指し示していただければと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。
【2012/01/04 21:39】 | SHINOBU #- | [edit]












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