どうしても開いてみたい大切な扉

 2012-01-01
長い間レッスンをしていると、指導中に目頭が熱くなってしまう瞬間が何度もあります。

開けなければいけない扉が重ければ思いほど、その感動は大きくなります。


私はもともと小学校の教員でした。

だからこそ、その未知の扉であった、就学前のお子さんの認知やコミュニケーションの発達についてのメカニズムを、臨床実践のエピソードのレベルで明らかにしていくことに、強い探求心を抱いていました。


ここに来て、私が、実践を通して、どうしても明らかにしていきたいと願う内容が、さらに2つ浮かび上がってきました。

一つは、言葉がとても豊富で、知的レベルが相当高いがゆえに、ぽっかり開いてしまった日常のわかりにくさに対応しながら、どうそれをコントロールしていく力を培っていくかということ、

もう一つは、表出言語がない子どもの認知発達を、どう系統立てて刺激し、きっと豊かであろうはずの内言語や感受性をどう引き出していくかということです。


心の芯に直接タッチするような内容ですから、手応えが見えてきたときのその感動は、他で代えることは決してできません。


昨年末の最後の日のレッスンで、思わず涙を落としそうな場面がありました。

小さいけれど、やっとやっと何かがつながり始めた、

そんな気持ちで胸が一杯になりました。


> じゃあね、さようなら、またここに来て一緒に勉強しようね、

私がそう言うと、その女の子は、それまでとは明らかに違うしっかりとした明るい表情を浮かべ、バイバイと笑顔で手を振ってくれました。

百万の言葉を凌ぐ豊かな内容が、相互の心に通いあった瞬間でした。


この子のための私ができること、

後に続く子のために、今、私が明らかにしなくてはならないこと、

そして、その明らかにされた内容によって、レッスンの品質をさらに揺るぎないものに高めていくこと、

それは、自分の足元から遠くへつながっているその道筋が、くっきりと輝いて見えるような瞬間でもあったわけです。


このことが、私にさらなる命を吹き込むことに、きっとつながるに違いありません。

新年早々、なすべき道が見えてきたわけです。


それが重ければ重いほど、扉の向こうには、大切な何かがあるに違いありません。

出会いって、本当に大切なものですね。


次に来てくれるその日までに、何としても次の一手を考えておきたい。

お正月でありながら、私の頭の中は、そのことで一杯になり始めたのでありました。






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