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私を揺り動かすお母さんの覚悟・決心・根性!

 2008-05-16
いろいろなご縁があって、昨年度より何人かのお母さん方のご相談をいただくようになりました。

今では、毎朝7時くらいにいただいたメールへのお返事をするのが日課となっていて、きちんとお返事差し上げようと思うと、気がつけば9時くらいになっていることもあります。

でも、それはちっとも苦になりません。何らかの形でそのことが、お子さんの成長や、ご家族の幸せにつながるのでしたら、これほどうれしいことはありません。

それに、メールでのご相談内容は、まさに臨床そのものです。ひとつひとつの課題に前向きに取り組むことで、いろいろなことが見えてきます。自分自身のスキルアップにもつながります。これまで学んだことの意義を確かめられる絶好の機会です。

このブログがご縁で、県外・海外の方からも、生のお声を頂戴することも増えてきました。

そこには、本当に切実で、リアルで、大切なことが見え隠れしています。

私のかかわったお母さん方は、どの方も、そりゃあ根性決めておられました。

そこには「この子のために、がんばれるのは自分しかいない。」というような本当に強い覚悟と決心がありました。この覚悟や決心が、私の心をぐいぐいと揺り動かし、私を導く大きなエネルギーとなっていきました。

まさに母の愛は海よりも深い、といったところでしょうか?

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今日は、あるお母さんからメールをいただきました。

「初めて携帯、もちました」というお母さんです。

このお母さんはこれまでの方とは違って、かなり私に頼っている感じに受け取れました。親としてすべき根性も決めないで、何か、私に丸投げをしているような印象をもってしまいました。

私は、あくまで主役は子どもとご家族で、私はそのサポートにしかなりえない、と考えていましたので、「親としてもっとしっかりしてほしい」と、私にしてはかなり冷たく突き放すメールを送信してまいました。

しばらくたって、その方からの返信メールが届きました。

そこには、そのお母さんのこれまでの営みと、ご自身のかかえていらっしゃる様々な課題が、それこそ切々とつづられていました。懸命に取り組もうとしてはいるが、なかなかうまく進まない物事の様子が、行間からにじみでているような文章でした。

おそらくは、こうしてメールに思いをつづられるのに、相当な時間とエネルギーをお使いになったのではないでしょうか?

昨日、あるパンフレットを見ると、「下手な臨床相談は、保護者の主体性を阻害する」みたいな文章があり、ちょっとドキッとしました。

しかし、こうなると、やはり私はほっておけない気持ちになるのです。これまでとは、違った形でエネルギーが湧いてきました。

「我が子のために懸命に努力はしたい、でも、それすらできない」というその方のメッセージは、深く重く大切なことを私に教えてくださったと思います。

「支援にかかわるものは、哲学を」

O大学のS先生は、いつも私たちにそのことをご指導くださいました。

人が生きるということの、深い淵をのぞいたような気がしました。どこか自分に思い上がっているような部分が無かったか、反省させられました。

初めて教員になったとき、「どんなに歌が上手になっても、心のこもらぬ歌は歌わない」と学級通信に書いた記憶があります。

今このとき、その言葉をもう一度噛みしめてみたいと思っています。



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コメント
ブログのタイトルから、記事一つ一つまで、毎回 勇気づけられています。
子供と一緒に歩む中で、一歩前進する喜び、そして なかなか思うように行かない歯がゆさ、そして周りに支えられているという心強さ、、、いろいろなものを感じながら過ごしています。現在、アメリカの幼稚園に通う息子が 公的な支援を受けています。 9月から小学校へ通うので、支援元が変わる為、これからどうなるのか不安と期待が入り混じっています。
帰国後のことなども、SHINOBU先生のブログでいろいろ情報を得ることができ、とても為になっています。ありがとうございます。 息子にも、SHINOBU先生のような 心のこもった先生との出会いがあるといいなあと切望しています。 これからも、記事を楽しみにしております。
【2008/05/16 22:48】 | かたこ #- | [edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2008/05/16 22:57】 | # | [edit]
コメントありがとうございます。海外に在住されていると、日本にいる以上にいろいろなことへの不安があるのではないかと思います。ブログを通してのご縁ですが、わたしでできることでしたら、喜んでさせていただこうと思っています。私の方も、海外に在住していらっしゃる方のお子さんの教育について関心があります。ぜひ、交流を通していろいろなことを教えていただければと思います。これは夢であり、希望ですが、日本に帰られたときに一度お電話でもいただければ、最高な気分です。これからもよろしくお願いします。
【2008/05/17 05:22】 | SHINOBU #- | [edit]












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