子どもを救う メタ認知の力

 2011-10-24
私の究極の教育目標は、「肯定的な自己理解の力を育てる」 ということです。

そのアプローチや切り口は、いくつもに分かれていますが、すべての活動は、ここにつながっていると思っています。

それこそが、子どもの成長と幸せのために私のなすべき役割だと信じ、そのために私は、毎日活動を続けているわけです。


肯定的な自己理解の力を育てていくためには、まず、ありのままのその子の姿を、受け入れることからスタートします。

子どもの存在は、唯一無二の絶対的なものです。

たとえそれがどんな姿であっても、その良さや課題を、なるべく正確に把握する力量が支援者に求められます。


力は強いが、スタミナはない、

視覚刺激には強いが、聴覚性刺激には弱い、

言葉は豊富だが、身も蓋もない言い方をして相手を傷つけてしまう、


長所は、別の角度から見れば欠点であり、短所や課題の裏側には、必ずその子の良さが見え隠れしているものです。

決して、欠点や課題を、そのままにして良いと言っているわけではありません。

教育の力で、必ずそれを望ましい方向に向かって歩んでいかせたいと思っていますが、欠点は、同時にその子の良さの裏返しであり、それがあるからその子らしいし、その子の良さも光るのだと考えています。

これが、私の子ども観と言えるのかも知れません。


良くも悪くも、これが私、

そういう風に、苦手な事も含めて、自分を受け入れることができると、心に余裕ができます。

客観的に自分を見つめることができる、いわゆる 「メタ認知」 のモードに入って行きます。

こうなると、困っているお友達を見たとき、きっとあの子は今、こんなことで困っているんだ、オレも前は一緒だった、だったら一緒に誘ってあげよう、というように、相手の存在も受け入れるゆとりも生まれてきます。

もしかしたら、相手の人を傷つける言葉を言ったのかも知れない、と気がつくこともできるようになってきます。

苦手だけど、やるだけやってみよう、という前向きな気持ちをもてるようになってきます。

私は、こういう子どもを育てたいのです。


そのために、まず私がしなければならないこと、

それは苦手なこと、課題点を明確に把握した上で、その子の良さを正しく伝えてやることです。


いくら自分で良いと思っていても、誰かに認めてもらわない限り、そのことを確かめることはできません。

ましてや、自分の課題に懸命に取り組んでいる子なら、なおさらです。

私は、その子の課題を明確にすることと、その子の良さや命の輝きを見いだすことは、両立できると考えています。


私の考えるメタ認知力とは、欠点も含め、ありのままの自分を肯定的に受け入れたうえで、自分をコントロールできる力のことを指しています。


ありのままのあなたはステキ、

自分の良さを生かして、みんなのために何かの出来る子は、もっとステキ、


人は、人とのかかわりを通して、初めて自分の存在の意味を確かめられます。

私の支援は、いつもそこを目指していきたいと願っているのです。



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