学びと育ての 原点に帰る

 2011-09-24
DSC09126_convert_20110924082237.jpg



先日、3年生の男の子のレッスンがありました。

最近、自作の読解教材にはまってきた子どもです。

あれだけ、国語の読解問題に抵抗感をもっていた子が、「次は何?」「もっとやりたい」と次々に問題に取り組むようになってきました。

達成動機の高い子ほど、わかならない・出来ないことへのダメージは強いのです。

だからこそ、できることへの配慮が必要です。


私の個別指導は、スモールステップ、もしくはプロンプトフェーディング法によるエラーレス学習の積み重ねです。

子どものつまずきを予測し、そのときは、「これを調べてごらん」というように事前に手立てを準備しておきます。

達成動機の高い子は、つまずいた時のダメージは強いけれど、逆に、調子に乗った時のエネルギーには目をみはるものがあります。

できる・わかるとなれば、「もっとしたい、次は何?」というように、モチベーションはぐんぐん上がってきます。


簡単でも、小さくてもいい、その階段を次々と登らせていくことにより、はるか遠くの頂にも、いつかはきっと到達させる、

それが、ここでの学習スタイルです。


この子、国語の読解プリントをやり遂げたあとに、わり算の筆算に挑戦し始めました。

この自作プリントは、A4用紙に問題はわずか4問、数字も28ポイントという大きな字で印刷されてあります。

しかも、数を記入する枠が、事前にうすい枠で示されており、位がずれたり、商の見立てに迷うリスクも少なくしてあります。

まさに、至れり尽くせり、フルプロンプトに近い教材です。


このプリントを始めて、この子、また目の色が変わり始めました。

きっと、これなら出来ると、感じ始めたのでしょう。

時間が来ても学習をなかなか止めようとせず、ついには、数枚のプリントを持って帰ると言い始めました。


つい先日までは、「むずい~」「あと何枚あるん?」とマイナス発言を連発し、30分集中して勉強するのも四苦八苦だった子どもです。

あまりの変わりように、正直、私の方が、面食らっている形です。


標準化されたカリキュラムをもとに、何年生なんだからここまでおいでと、引っ張り上げるのが公教育としての王道だと思います。

ならば、個別指導担当の私は、子どものレディネスを正確に把握し、その願いを掘り起こし、指導者としての達成目標を定めた上で、最近接の学習内容と周到な手立てを準備しておきたい、

これが、もう一つの教育の王道であり、原点だと考えるのです。



子どもの実態があり、こんな子に育てたいという指導者としての願いが生まれ、そこから教材を開発する、

学生の時に読んだ教育原理の第1ページには、そんな言葉が記されていました。


私は、その教育の原点にもう一度立ち返り、これからも愚直に、前に進んでいきたいと思うのです。




にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。 ↑



コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/1084-fef1d64d
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ