教材づくりと 提示方法のポイント

 2011-08-04
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私の手づくりの言葉カード、

最近、3歳くらいの小さいお子さんでも、かなり活動意欲を刺激することできるようになってきました。

もう2年以上使っているものですが、カード一つをとっても、ちょっとした提示の工夫次第で、変わるものだとつくものだと思いました。


先日、自分のお子さんの活動のようすを少し遠くからご覧になっていたあるお母さん、

お子さんがとても楽しそうに取り組んでいるのを見て、それをどんな風に作成したのか、というご質問をいただきました。


絵カードにひらがなを添えたものを、サービス版の写真にプリントアウトし、ラミネートをかけてからカッターナイフでくり抜き、その下に無地の写真をラミネートしたものを貼り合わせて作成しました。

こうすると、ひらがなをはめると、ぱちっとはまって結構気持ちいいみたいです.


それと、同じ3文字であっても、「みかん」 と 「ばなな」 では微妙に大きさが違っているので、みかんの文字は、みかんという絵がにしか、ぴたっとはめることができません。

こういう所が、案外ミソとなるわけです。


「ばなな」 を 「ばなな」 と、認知できている子であれば、ひらがなを 「ばなな」 と読んでやり、聴覚性の言語と図柄を対応させ、そこに文字のピースを添えて刺激してやればいいのです。

文字に対する興味や関心は、小さい子でも小さい子なりに育っているので、文字がピタッとはまることがとてもうれしいようです。


これができるようになったのなら、今度は逆に、一つの絵柄に対してひらがなを2つ提示して、どっちがばななかな、と尋ねてみるのもいいでしょう。

文字の記号的な意味をとらえさせる活動にチェンジしていくのです。


言語が育つ過程では、たとえ文字を音声化できていても、その言葉がイメージ化できているとは限りません。

ある程度ひらがなが読めるようになった子には、ます自分でひらがなを音声化させ、それを子どもが内言語としてとらえたのを確認してから、図柄を選ばせる活動がよいでしょう。

こうした活動を繰り返しながら、言葉を一般化させていくのも、大切な学習です。


先日、小学生の子で、文字に意味があり、その違いを認知したり、区別したりできるようになった子がいます。

図柄のマッチングができるのだから、ひらがなのマッチングも出来るはず、

そう信じて、何ヶ月も同じ活動を続けてきましたから、自分の力でそれができるようになった時は、感激もひとしおでした。


どんな子でも学びたいし、知りたいし、出来るようになりたい、

そういった内発的な学びを信じて、適切な題材を提示できる才覚、


子どもの実態 → 指導者としての願い → 教材化


特別支援教育が、教育の原点であったり、本質であったりするのは、こういう所なんだと、改めて感じたのでありました。


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