書字課題 克服への道のり

 2011-07-23
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今週の金曜日、花子ちゃん (5年) は、好調でした。

少し曖昧になりかけていた九九を取り戻し、繰り上がりのかけ算も、かなりミスが少なくなってきました。

得意の読解プリントだけでなく、メダカのオスとメスの見分け方などの学習にも楽しく取り組むことができました。

とりわけ、「百年後のふるさとを守る」という当該学年のプリントへの取り組みについては、私にとっては特別な意味をもつヒットとなりました。


1年生、2年生の時には、漢字ドリルをやりたい気持ちがあんなに強かったにもかかわわらず、微細な文字の入力と、書字にかかわるモーターの巧緻性が伴わず、思うように学習の成果が上がりにくい時期もありました。

粘土で文字を作ったり、へんやつくりのパーツを組み合わせたり、紙一杯に大きな文字で書かせたりする取り組みを続けてきました。


4年生くらいから、文字を分解してとらえる認知力が育ってきました。

と同時に、ななめのはらいなどを正しく認知できるようになりました。

さらには、書字にかかわる巧緻性も、それに伴って向上してきました。


私たちの作った漢字プリントは、書字の苦手な子、微細な文字認知が苦手な子のために作成したものです。

「もっと出して、もっと出して」

と言わんばかりに、次々とプリントをこなしていく花子ちゃんの姿を見て、1年生の頃のことを思い出し、この日まで、ひたすら私を信じて預けてくださったご家族の皆様に、ありがたくてありがたくて、涙が出そうになりました。


一人の子の育ちを、こうして数年にわたって寄り添うことができたのは、私にとって何よりの財産となりました。

それは、ご家族が信じて託してくださったから出来たことで、自分の子どもだったら、決して出来ることではありません。


ここ何年か、私は毎週50時間、年間にして2000時間以上のマンツーマンレッスンを行ってきました。

これだけやってりゃ、どんな人でも、経験的に何かをつかみます。

数認知にしても、書字にしても、理論だけでなく、それを経験として、事例として、子どもの実際の歩みと重ね会わせてとらえることができます。

今ではこれが、私の何よりの宝物となりました。


今、私は自分の経験をもとに、それを教材化していく作業を少しずつ進めています。

りえ先生に指示を出すと、あっという間にプリントが出来ます。

教材化をしていく中で、指導内容の本質が浮かびあがってくるような場面に、このところ何度も出会うようになりました。


この経験を、多くの子どもの学びに役立つようにさせていただくこと、

もう一つのご家族の願いも、きっとここにあるはずです。





この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2011-07-25)




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