いいかげんに止めていただきたい「関係機関の上から目線!」
2008-05-10
4月と5月。それぞれ1回ずつ、ある小学校の特別支援学級へ、お母さんとそのお子さんと私の3人で訪問させていただきました。校長先生も、特別支援教育コーディネーターの先生も、特別支援学級の先生も、それはあたたかく、ていねいに対応してくださいました。
実はこの学校は、市内でも指折りの評判の良い小学校で、ご両親は上のお兄ちゃんの入学の際に、わざわざ家を転居・新築までされてこの小学校を選択されたほどでした。さすがは評判にたがわぬ名門校といったところでしょうか?(ちなみに公立ですよ)
忙しい校務をぬって、コーディネーターの先生は、すぐにケース会ということで、セッティングをしてくださいました。このスピードの速さにも、どれだけ保護者のことを大切に考えてくださっているかという温度が感じられます。
事前に要項も準備してくださっていました。お茶まで用意してくださっていました。約束の時間1分も遅れることなく周到にご用意くださっていたことが、こんなところからも伺えます。
(学校によっては、そのへんの温度、全然違いますよ。ちなみにお茶もきっとこの先生が、きちんと準備してくださったものでしょう。出がらしではなく、お客さん用でした(笑))
これだけの構えで迎えてくださるくらいですから、そりゃ自然、内容も充実してきます。あたたかい・やさしい言葉の端々に、保護者に寄り添う姿勢が感じられますし、指導に対する自信や安定感が感じられます。教室も、何ひとつためらうことなく、隅々に至るまで公開してくださいました。
1時間程度の会が終了し、帰りの道すがらお母さんに感想をお伺いすると、気持ちは一気に特別支援学級への入級に傾きました。当然といえば当然です。
(以前には別な学校で、その逆で、特別支援学級の先生に会った瞬間に、入級を拒絶されたお母さんもいらっしゃいます。このへんははっきりしていますね。)
こうなると話は早いです。すぐに次の日に、教育委員会の就学担当の指導主事に電話をかけました。今後の手続きの確認ということで、特別支援学級入級の資料として、1年以内に実施された発達検査が必要であることを確認しました。
自治体によって多小違うのかも知れませんが、この発達検査というのが、結構やっかいです。必要なのは理解できますが、もうちょっと何とかならないものでしょうか?
ここからは、悪口になるので、対象となった機関名は伏せさせていただきます。が、またしても、かなり腹が立ってしまいました。
私は、保育園の就学担当者ということでその期間に発達検査の問い合わせをさせていただきました。が、その担当者の温度は、「発達検査の依頼なら、市の保育課を通していただきたい」というものでした。
もしかしたらこれは、私の思い過ごしや勘違いかもしれません。しかし、私が小学校の教員の時にも何度もここに発達検査を依頼しましたが、一度たりとも「市の教育委員会を通してください」なんて言われたことはありません。この温度差は何なんでしょう?
私のことですから、かなりひつこく担当者に食い下がりました。発達課題のあるお子さんの就学のあり方が、従来のそれと大きく変化したこと、保護者が就学の第一の主体者で、その就学にかかわる自己決定がその後の教育にいかに大切な意味を持つか、等々・・
しかし返答は、以前の書類のどこどこの部分にこんな規定があり、ゆえにとにかく市の保育課(要は、市長印がいるということらしい)へ自分で電話しろ、あとはその担当に聞け、枠だけはまあ開いているんで、とまあこんな感じに受け取れました。(さすがに、口調は敬体です。でもすごく冷たい感じです)
これも少し昔の話で恐縮なんですが、ある保育園(うちの姉妹園です)で、地域の小学校に、運動場使用のお願いに行ったことがあります。そのときにも、まあ「うーん、それはちょっと」とむげに校長から追い返されそうです。
たまたまその時、その保育園に当時の教育長さんのむすめさんが職員でその保育園で働いてくださっており、お孫さんも園児として在園していたので、何らかの形でそのことが学校に伝わると、手のひらを返すようにVIP対応に変わったという事実があります。
私は、こういうことが絶対に許せない、と強く思っているのであります。
それも一度や二度ではない。相手を見て態度を変えることが、絶対に許せない。
特に、発達検査を担当するという機関は、子どもや保護者に一番寄り添っていないといけない機関じゃないか?その窓口が、こんなことでいったいどうするんだ。と怒り心頭です。
もう10年以上、私立保育園の園長をしている家内がそばで一言。
「保育園でさえ、公的機関ではずっとずっと低く見られてきた。ましや、さらに弱い立場の保護者は何度冷たい対応に涙を流してきたことか・・・・」
去年も、某相談機関での、担当者の上から目線・上から口調。私のことをはなから見下して、知ったげに調子に乗っていろいろ言って来たので、ちょっと反論すると、急に鳩が豆鉄砲くらったみたいな顔になって、
「いえ、私はただの窓口なもので、そう言うことは教育委員会の上の人に言っていただかないと・・」
私はこの方が、退職校長なのを知っています。何という姑息な。ここに来るなら、せめて「インクルージョンのせめてイの字くらい勉強してきてほしい」「サマランカ宣言が何かくらい、知っておいてほしい」「就学指導がどうして改革されたかその経過や過程くらい知っていてほしい」 さもなくば、保護者を見下すような指導だけはしないで、心だけは保護者に寄り添った言い方をしてほしい、と思ったのでした。
がまんできなかったので、教育委員会の指導主事に事情を話すと、あとで、ちょっとお偉い方から丁寧におことわりのお電話をいただきました。構造は、先の例ときっとおなじなのでしょう。悲しいことです。
私でさえこうなんですから、さぞや保護者の方は、おしてしかるべし、なのではないでしょうか?
それとも、ただ単に私が短気で、ただの特別支援クレーマー?になりさがったということなのでしょうか?
こんなことばかりしてると、ブラックリストのっちゃいますね。あーいやだいやだ。
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