移行対象としての愛着行動が 自立を支える

 2011-07-13
DSC08903_convert_20110712110149.jpg

DSC08893_convert_20110712110248.jpg

DSC08886_convert_20110712110421.jpg




移行対象というコンセプトは、ウィニコットらによって提唱されたもので、小さい赤ちゃんが、ぬいぐるみだとかハンカチだとか、まくらだとか、何かアタッチメントを伴うものを対象物として、お母さんから精神的に自立していくメカニズムを説いたものです。


私、この概念は、児童期あるいは青年期以降も、人の精神的自立という面から、とても大切なことを示唆するものだと考えています。


昨日、年長組の女の子が、私のレッスンを受けてくれました。

年少さんの頃から、ずっと通ってくれている女の子です。


これまでずっと、レッスンの時には、お母さんやお父さんが、そばに寄り添ってくださっていましたが、このあたりで一人でレッスンが受けられるように、ステップを刻んでみましょう、ということになりました。

久しぶりに、ぽぽちゃんハウスを、教材庫からひっぱり出してきました。


どうです、この笑顔、

「 私、年長組のお姉さんですから、ぽぽちゃんのお世話をしなくっちゃ 」

「 お母さんがいなくても、先生と2人だけでこんなに楽しくレッスンができちゃいます 」 という構造です。


これは二次的な効果なのかも知れませんが、しゃべるはしゃべるは・・

これまでにはない豊かな言語的なやりとりが、この日のやりとりの中で展開されたのでした。


時間が来て、心配そうに、扉から活動のようすをご覧になったお母さん、

そこには、少し前までお母さんにしがみついて離れなかったこの子の面影は、どここにもなく、今度は活動がやめられなくって困るくらいでした。 (笑)

私にとっても、クリティカルメガヒットのレッスンとなりました。


日曜日のことです。

6年生の男の子が、描きかけの絵、それと絵の具をもって、私の教室にやってきました。

それに、任天堂の3DS (笑)


この子も、レッスンが始まったと同時に、しゃべるはしゃべるは・・

一体どうなってんだ、この子は? というくらい、機関銃のようにじゃべりまくっていました。


初めてここに来始めた頃は、「親に見捨てられた」(笑) の迷文句?を発したこの子ですが、この頃はちゃんと勉強してくれるようになりました。

いつの間にか、そこにあたかかく通い合う物が流れはじめ、私自身も、この子が来るのが楽しみでたまならくなってきました。

この子、私を通して、自身の肯定感を培い、自立の一歩を踏み出そうとしているのです。

移行対象としての愛着行動が、学童期から青年期にかけての精神的な自立に向けて、2人の学びを通して実現されていると、私は解釈しているわけです。

このことは、多くの子どもとのかかわりを通して、私の中では、体験的に実証されていることです。



学期末を控え、多くの学校で1学期を振り返り、お子様のケースカンファレンスが行われる時期になりました。

私は、何人かの通常学級で学ぶダウン症のお子様のサポートをさせていただいています。

遠隔地の方には、意見書を送付させていただきました。

今日は、大阪の小学校のケースカンファレンスに参加させていただく予定になっています。

これは、私がお願いしたものではなく、ご家族の依頼を受けてのものなのです。

支援とは、こういうことです。


社会の中で活躍している方の多くには、どこかにきっと、すばらしい心の支援者がいるはずだと思っています。

私の所にご相談にお越しになられる方は、聡明な方が多く、家庭的にも、社会的にも、経済的にも、教育的にも、それはそれは豊かに自立されている方がほとんどです。


主体的に歩もうとされている方にこそ、支援が必要なのです。

前を向いて歩く方ほど、支援者の存在は重要です。

ご家族の皆様には、お子様の豊かな成長と幸せのために、是非とも次の高いステージへと移行していただかなくてはなりません。


子育てには、誰もほめてくれる人がいない??

大丈夫です、あなたにはいつもSHINOBU先生が付いています、

もはや必要とされなくなるその日がやって来るまで、私は、いつまでもご家族と一緒に歩み続けるのです。



にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。 ↑


コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/1049-01e57b5b
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
大切さを全国に伝えたい
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ