指導記録と 特性理解に基づいた支援

 2011-06-22
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昨日は、8名のダウン症のお子様が、体験グループレッスンに参加してくださいました。

それぞれに魅力たっぷりのお子さんで、主任と二人で、この子たちのレッスンを担当させていただけたら、本当にありがたいよね、と話していました。


今回は保育士3名、私と主任とで準備をさせていただきました。

それぞれが、それぞれにはりきり、それぞれの持ち場で工夫を施していました。

ご家族の皆様から、お礼にといただいたお菓子を、それはそれは喜んでいました(笑)

子ども達の成長のために、お役立てることを幸せに感じ、そのことを楽しみながら、前向きに取り組む職員のことを、とても誇りに感じた一日でした。


レッスンの後に、私はそれぞれのお子様の活動記録を書いてもらうようにしています。

簡単でもいいから、必ず毎回書くように指示していますが、これまでA4用紙1枚で終わった例は一度もありません。

多い日には、4枚くらい書いて帰る職員もいます。


このブログでおなじみのかれんちゃんも、6月からグループレッスンにも参加してくれるようになりました。

毎週、私が担当するマンツーマンレッスンと、グループレッスンの双方を利用してくださるようになったのです。

上の画像は、そのかれんちゃんの活動記録です。


6月20日の記録を読んで、思わずよし、と力が入った箇所がいくつもありました。


「縄跳びでは、自分の番が来るのが待ちきれない様子で、何度も前の方に出る。自分の番になり、名前を呼ばれると嬉しそうに進み、大縄の中で3回連続でジャンプに成功し、先生や他児から拍手されるととても嬉しそうににこにこし、担当にもタッチをしてくれた。」

「トイレに行くのをしぶるも、トイレに行くと自分でズボンとパンツをぬぐ。「ない」と言って立ち上がるも、「もう1回だけ座ってみよう」と促すと、再度座り、おしっこが成功する。」

「給食のあいさつも手を合わせてきちんとあいさつができる。2回ごはんのおかわりをする。「おかわりを入れてくるから、ちゃんと待っててね」と担当が言うと、「遊ばない。待つ。」と言い、2回共きちんと待てる。」

「自分から「うんこ」と言ったので、トイレに行き座るも、「ない」と言うので、担当が「うーん、うーん」と促すと、うんち成功。」


グループレッスンは、この日3回目ですが、これまでには、結構強烈なエピソードがいくつも報告されています(笑)

もう少し時間がかかるかな、と思っていましたが、やっぱり、うちの保育士チームの力量は結構なものです。


記録は、私たちの専門性がもっとも問われるところであると考えています。

この日、グループレッスンの様子を何度か見に行きましたが、この記録を読むと、その内容が一層明らかになってきます。

責任者として、指導者として、発達のプロとして、そのポイントを整理し、簡潔な言葉で、今後向かうべき方向を明確に指し示すことが、私に与えられた役割です。


> 発達面の課題に向き合う子どもに対する支援をさせていただくことは、あなたの保育士としての仕事に、きっと命を吹き込むことになると思うよ、

4月の採用の時に、私は、この職員にこのような内容のことを伝えました。

色々な苦労もあったとは思いますが、よくぞこうした結果を残すまでに成長してくれました。

こうした努力や成長に対する正当な評価は、管理者として不可欠です。


この職員が、まるっきり私と同じ事ができると思いませんが、逆に私も、この職員と同じ事はできません。

それぞれが、それぞれの持ち味を生かして、お子様とご家族のために仕事をさせていただけること、

その役割は、どれほど尊く、意義深いものであることでしょう。


私たちを支える大きな原動力は、すべてここにあるのだと考えているのです。


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