視空間認知に対応した 書字介入法

 2011-06-16
昨日は、いつもスーパーバイザーとして大変お世話になっている、岡山大学の眞田Dr の所へ訪問させていただきました。


私は、自分の中で何か大切な判断や決定をしなければならない局面では、必ず眞田先生の所へご相談に伺うようにしています。

もちろん、眞田先生に決定を委ねているわけでも何でもありません。

決めるのは自分で、その全責任を背負うのも、自分という覚悟があってのことです。

だからこそ、尊敬し、信頼している先生の率直なご意見を聞いた上で、最終判断を下すようにしているのです。


私は、眞田先生の足元にも及びませんが、「何かあったらSHINOBU先生に相談して決めたい」
と、いつの日か、ご家族の皆様からそう言っていただけるような存在になることが、大目標となっています。


私のところのに来てくださるお子さんが、何人も岡山大学での相談や指導を受けておられます。

昨日は、そうした事例を交えながら、大学の研究室と、臨床現場の最前線しいる私たちとの連携についてご指導をいただきました。

ある視空間の認知面に課題のある子の事例についてお伝えしたとき、すぐさま先生は、そういえば、ということで 資料室に飛び込み 「脳と発達」 という専門誌の論文を引っ張ってきてくれました。


「Williams症候群における視空間認知障害に対応した書字介入法の検討」 
中村みほ 水野誠司 熊谷俊幸    脳と発達 2010;42 : 353-358

内容については、ぜひ論文をお読みいただきたいと思いますが、4分割した空間を、下の画像のように色で識別させてみる方法が紹介されていました。


ninti.jpg


なるほど、

そんな方法も考えられるよね、と感心した私、

ならばSHINOBU流なら、どんな味付けでトライしてみようか、と頭の中に色々な方略が駆けめぐっていくような気分になりました。


うちの保育園を卒業した子で、今、眞田先生の所で学んでいる学生がいます。

今、大学3年生ですが、眞田先生の指導のもと、その子の研究の一環として取り組んでみないか、という話にもなりました。


臨床現場にいる我々としては、学術的なサポートや、先端のアプローチを吸収していくことは不可欠な事柄です。

日々、研修の機会に恵まれない現場の私たちにとって、大学の先生方のご指導は、何とも得難くもありがたいことです。


こうしたことを、多くの子どもの豊かな学びに結びつけて行きたい。

2時間足らずの時間ですが、何とも密度の濃いご指導をいただきました。

来週は、うちの音楽療法を担当しているスタッフと共に、ウィーンの学会へ行かれるということでした。

眞田先生の所には、ぜひ定期的にお伺いせねばと痛感しました。


もしかしたら、もう一段、高い技術を身につけるきっかけになるかも知れない。

そう思うと私は、心も体も、すっかり軽くなったような気持ちになるのでした。


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