母を支えるということ

 2011-06-10
水曜日に、大阪でのレッスンがありました。

その日、あるお母さんが、こんなふうに私に話してくださいました。

> 前回のレッスンで、先生が私に伝えてくださったお言葉、そのことで、どれだけ私の心が軽くなり、どれだけ救われたような気持ちになったか知れません。

> その私の気持ちの変化が、ダイレクトに娘に伝わっていったようです。

> 幼稚園の先生が、「一体、何があったんですか?」 と、子どもの行動や表情の変化に驚いておられました。

お母さんの瞳に、熱いものがこみ上げているようにも見受けられました。


私は、ご家族の方とお話をさせていただくときは、いつも同じスタンスで向き合っていたいと願っています。

主体者をささえる立場ですから、どんな厳しい場面でも、常にゆるぎない気持ちでその場に立っているべきだと思っているからです。


今回もきっと、私が何か特別なことをしたということではなく、ただ、ありのままのお母さんの願いや思いを受け止めたというだけだと思っています。

むしろ、お母さんが、私という鏡に映った、ご自身の心の芯の何か大切な部分に気がつかれたのではないでしょうか?


お子様の育ちのそれぞれの局面で、ご家族の方が真摯に向き合っておられる内容を、きちんと整理して、理解した上で、私の意見を添え、ご家族にご決断いただく、

そして出された結論がどのようなものであっても、かかわったものとして、その責任の一端を共有させていただく、

それが、支援者としての私の仕事です。


これまでかかわってきた、数多くのご家族との貴重な事例や体験を、あとに続く子ども達とご家族の糧となるよう受け継いでいくのも、私に与えられた大切な責務であると考えています。

お子様の育ちに真摯に向き合うご家族だからこそ、支援者が不可欠なのです。


私は、さらに多くのご家族から信頼される存在となりたい、

私がどんなに非力で、それがどんなに厳しい道であったとしても、これまで私を育ててくださった皆様のお気持ちに応えるためには、それ以外の道はありえないと、思えてならないのです。


こんな私でも、誰かから、感謝していただける時があること、

それに代わるものはどこにもありません。

だからこそ、私は、いつも前へと進んでいけるのです。



この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2011-06-12)





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