小学校低学年 子どもが逐次読みになる2つのケース

 2011-06-01
今日は、京都でのレッスンの日でした。

2年生の男の子のレッスンが、この日の最後のレッスンです。

月に1度のレッスンですが、教科書にはのっていないお話の文章プリントを、毎回定期的に取り組んでもらっています。

その男の子が、ここにきてまとまり読みができるようになってきました。

1年生のころは、「お・じ・い・さ・ん・は」 というような感じの、いわゆる逐次読み (拾い読み) の傾向のあるお子さんでした。

今日は、今習っている光村の 「かんさつ名人になろう」 という教材を、結構スラスラ読みこなすことができていました

しかも、文意は合っていても、よくよく聞いていると結構いい加減に読んでいるアバウト読みで、継次処理優位の認知処理様式が伺えます。


では、なぜ1年生の時に逐次読みになってしまったか?

それは、この子の視覚認知の脆弱さに起因していたと考えられます。

ひらがなの認知ができるようになっても、、画数が多い漢字を視写するのがやっぱり苦手なままなのです。


一方同じ逐次読みの子でも、同時処理優位の認知処理様式の子は、一文字一文字を精査にとらえすぎるために、アバウトな読みが出来にくいのです。

現象は同じですが、根元は全く別物なわけです。

こういうことがクリアに見ててくると、目の前に1本の道筋がすうっーと通ったように感じるから不思議なものです。

ちょっと興奮してしまいます。


この2年生の子の場合、書字にかかわる微細認知は、あと2年くらいでで改善されるのではないかと、私は見ています。

それは、何人もの似たタイプの子の育ちに、ぴったりと寄り添ってきた実践がそう感じさせるのです。


継次処理の認知処理様式ですから、理解言語・内言語を、読解文と再対応させるのが苦手です。

選択問題は得意でも、穴埋め問題が苦手なタイプのお子さんです。

ならば、範囲を区切ってやり、その範囲を徐々に広げていくスモールステップ法で、これから鍛え育てていこうと思っています。

どこまで伸びるか、やってみたいことはたくさんあります。


京都のお母さん方が数名、福祉行政の担当者の方に、私のことついてお話くださったようです。

お昼どきに、その担当者の方が突然、2名も訪問してくださいました。

私にとって、京都は熱い地域です。


子どもの学びと育ちに直接かかわりながら、保護者と共に歩む支援者であり続けたい。

特色ある専門的な内容で、利用者の方に、ここに来て良かったと選んでいただけるサービスを提供していきたい。

微力な自分が、最も自分らしさを感じるとき

それは、学びの最前線で、真剣勝負で、子どもと向き合うとき以外にはありえないのです。


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