子どものピュアな願いに寄り添うということ

 2011-05-30
4歳の男の子、

5月から始まったマンツーマンレッスンが、とても楽しかったようです。

予定の時間が来ても、なかなか活動をやめることができません。

もうおしまい、と何度伝えても帰ろうとしないので、とうとう私が抱えて外に連れ出してしまいました。


今日は、その男の子の2回目のレッスンの日でした。

まだ、4歳の男の子です。

前回は、何もかも初めての出来事で、見ること、聞くこと、やること、そのすべてに精一杯取り組んだのでしょう。

まだまだ楽しい活動が続くと思っていたのに、「もうおしまい」 って言われて、さぞがっかりしたことでしょう。

抱きかかえて外に連れ出したのは、この子が悪いのではなく、むしろ、ちゃんと伝えていなかった私の方に原因があるのです。


> これから、また先生と一緒に勉強するよ

> 前の時は楽しかったね、先生もすごく楽しかったよ

> でもね、ここでは前と同じくらいの時間しか一緒に勉強できないんだ、「もうおしまい」 って、言われたら、ちゃんとおしまいに出来るいい子しか勉強できないんだよ、ちゃんとやくそくできるかな?


今日は、教室に入る前に、事前にしっかり約束をしておきました。

タイムタイマーを準備して、「この赤い所がなくなったらおしまい」 と伝えておきました。

あと、2分位の所で、「最後にもう一つだけ一緒に勉強できるよ」 と予告をしておきました。


今回は、活動が終わると、すっと席を立ち、私と手をつないで教室の外にでました。

> やっぱり、おりこうさんだったね

> また、一緒に勉強できるよね、先生もすごくうれしいよ


この子の目線に立つと、いろいろなことが見えてきます。

前回、ひっくり返って、私に抱きかかえられて外に出されたのも、本当は一所懸命な気持ちの裏返しにすぎません。

ちゃんとその気持ちを理解して、活動の内容や約束を事前に示しておけば、きっとあんなことにはならなかったのです。

不適切な行動のすべてが、子どもに原因があるわけではないのです。


そうした子どもの感覚を理解した上で、がまんすること、ルールを守ること、お友達のことを考えること、待つことなど、大切な社会性やそのスキルを育てていきたいと思うのです。

不適切な行動の裏には、かならずピュアな子どもの願いがある、

それを信じることができることこそ、教育者としての才覚だと、私は思っているのです。



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Author:SHINOBU
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