読字支援のための辞書活用

 2011-05-25
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漢字を書くことより、読むことの方が苦手な子どもがいます。

教科書には 「相手」 と書いてあった漢字が、漢字プリントには 「手相」 と書かれています。

訓読みで 「あい」 と読んだ漢字を、音読みでは 「そう」 と変えて読まなければならないのです。

「手」 という漢字が、後にくるか先にくるかで、訓読みが音読みになるわけです。

こういう事で混乱する子どももいるのです。


「手相」のように、子どもが読めない漢字を、自分の力で調べることができるようにさせるのは、簡単なことではありません。

一般の漢字字典で、子どもが自力でそこにたどり着くには、結構な手間がかかってしまうものです。

特に、微細な視覚認知の苦手なお子さんには、細かい文字がびっちりと並ぶ配列は、かなりハードなものとなるはずです。


こうしたケースでは、上の画像のように年別に漢字が配列され、大きな文字の表記がある字典がお勧めです。

私が使っているのは、くもんの 「小学学習字典」(第四版) です。


学年別に分かれているので、画数索引でも、比較的楽に対象の漢字を見つけることができます。

見出しには、かなり大きな漢字が表記されていて探しやすい上に、かなり豊富に熟語が記載されていて、漢字プリントレベルの読みなら、ほぼパーフェクトに見つけることができます。


苦手な子であればあるほど、それを自力解決できるパターンを身につけると、集中して取り組めるケースはよく見受けられることです。

こうしたルートとスキルが身につくことにより、その子なりの理解の道筋も開けるのではないかと思われます。


豊かな言語理解のための道筋は、決して一つではないはずです。

その子なりのルートを見つけ、教え導くことが、個別の教育的なニーズに応えることの、大切な中身の一つであると、私は考えているのです。



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Author:SHINOBU
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