通常学級で受け入れられる子(そのための親の役目)

 2008-05-08
以前お伝えしたことのあるお子さんのことですが、振り返ってみると、その子は私がかかわった中では、かなりこだわりの強いお子さんでした。

にもかかわらず、学級集団だけでなく、全校の児童から愛され、支えられていました。その子が1年生の時、6年生をから「○○ちゃんのいない卒業式なんて、考えられない」と言わしめたほどです。

でも、ここまで来るには、ご両親やご家族のの並大抵ではないご努力がありました。

まず、ご両親は、地域の保育園と幼稚園の両方にこの子を通わせています。

それは、小学校にあがってくる一人でも多くの同学年の子どもとのつながりを深めたい、という思いからでした。

お母さんも、お父さんも、保育園・幼稚園の行事だけでなく、さまざまな地域のイベントにもその子を連れて積極的に参加をされていました。

もちろん、小学校に入学されてから、参観日はもちろんのとこ、様々なイベントにも進んで参加をされ、ご両親ともお仕事をもたれている中、何とかやりくりをつけて、役員をしたり、影のスタッフをしたり、誰かが腰が引けるようなときがあったら、じゃあ、と言って進んでその役を引き受けてくださったりしていました。

1年生の参観日のとき、私は特別支援学級でその子の担任でした。でも、そのお母さんは真っ先に1年生の通常学級に飛んでいき、他のお子さんと楽しそうにいろいろと話をされていました。中にはやんちゃな子もいましたが、みんなそのお母さんのことが大好きで、まぶりついていくように、すぐに子どもの輪が広がっていきました。

これで、この子が、通常学級のみんなから受け入れられないわけはない。

私は、そう感じていました。

当時、その特別支援学級は創設されたばかりで、ただの普通教室でしたが、その頃は、今と比べると予算もうんとあったので、1年あまりで、結構な設備や備品を購入することができました。

となると、この教室は、子どもたちには天国のような部屋に見えます。トランポリンも、鉄棒も、キッチンも、遊具も、おまけに床は天然木のフローリングにまでなりました。

「いいなあ、○○くんは~」

という声もちらほらと聞こえてきましたが、それでもやっぱりこの子はみんならから受け入れられていました。

担任として、このことがどれだけ大きな支えになったかわかりません。

私は、特別支援学級の担任をする前年は、2学級ではありますが、その学校の6年生の学年主任をしていました。

私が特別支援学級の担任をすることも、かなりのサプライズだったと思いますが、当時その決断をされた校長に、このご両親の営みが無関係だったとは思えません。(この小学校の校長は、幼稚園の園長兼任でしたし)

誰にでもできることではありませんが、親としてすべきことの方向性として、何かの参考になるのではないかと思っています。



FC2ブログランキング


↑どうかランキングも見てやってください。はげみになりますので,ご協力よろしくお願いします。
コメント
それ↑同感です。ご立派!
これから、応援させてもらいます。
【2008/05/08 19:34】 | ジュリア♪ #- | [edit]
書き込みありがとうございます。また,ぜひ遊びにきてくださいね。よろしくお願いします。
【2008/05/08 20:17】 | SHINOBU #- | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/102-561d4e9e
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
大切さを全国に伝えたい
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ