ご家族と共につくる  「個別支援計画」

 2011-05-02
先週の週末、5年生の女の子のご家族が、わざわざ熊本から、ご相談にお越しくださいました。

事前に、それはそれはていねいに内容の整理された資料を、ご準備くださっていました。

実は、3月12日にお越しくださる予定でしたが、震災の影響で1度はキャンセルになったご相談なのです。

こうして、またお越しくださるところに、ご家族の強い気持ちを伺い知ることが出来ます。


3人のご兄弟、お父さん、そしてお母さん、ご家族全員で相談室にお見えになりました。

穏和で、あたたかいご家族の中で、真摯に、そして真剣にお子様の育ちを見つめておられるお母さんの表情が、心に刻まれました。

きっと自分の心の中に芽生えた何かを確かめるために、ここにお越しくださったに違いありません。

私は、その言葉の一つ一つを受け止めながら、これから主体者として力強く次のステージを歩まれようとするこのお母さんに、寄り添って差し上げたいと思いました。


「SHINOBU先生が、そばにしてくれるだけで、私は前に進むことができます」

私はこの3年間、パーソナルな立場で、100組以上のご家族のご相談を伺ってきました。

その多くの方々から、同じような言葉をいただいてきました。

真剣に前へ進もうとするご家族であればあるほど、共に歩む支援者が必要であるという気持ちが、その度ごとに深くなってきたのです。


こうしたご相談の資料として、私は、各地・各関係機関からの検査プロフィールや個別支援計画を拝見してきました。

中には、外国やアメリカンスクールのIEPも含まれていました。

それぞれの機関には、それぞれ特色のある支援計画があり、様々な内容や形式のものを拝見できたことも、大切な勉強の機会になりました。


この4月から、新しく通ってくれることになった子も徐々に増えて来ました。

マンツーマンレッスンでは、40分のレッスンのあとに、15分の相談時間を設定させていただきました。

私は、この15分の時間を有効に利用して、個別支援計画を、ご家族と一緒に作りたいと願っています。


ご家族の願いを受け、支援者としての役割を明確にすること

ご家族の参画をいただきながら、どんな子に育てていこうとするのか、その姿を明らかにし、手立てと評価の方法を具体的に示すこと

あれもこれもとすべての内容を網羅的に書き並べるのではなく、ポイントを1~2に絞って、内容をさらに精選・焦点化すること


しっかりとした幹に、豊かな枝葉が実るような支援計画を、

私は、心の通ったそんな支援計画を作りたいと願うようになりました。

そのフレームを、下記のように構成してみました。


「お母さん、私たちはここで、この子にこんな力を付け、こんな子に育って欲しいと思っているんです」

ご家族の願いをしっかりと受け止め、こうした内容を、熱く語れる支援者でありたいと願っています。


家族と共につくる支援計画、

その先にあるのは、自らの足で歩み始める子どもと、ご家族の力強い足音に違いないのです。


「岡山白ゆり発達支援センター個別支援計画」



この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2011-05-03)



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