太郎君の成長に見る 衝動性の改善

 2011-04-27
先日、りえ先生に、「太郎君 (現4年生) が1年生の時は、物を投げたり机をひっくり返したりして大変だったんだよ」 と、下記の3年前のブログの記事を見てもらいました。


 子どもの衝動性の改善における実践事例 ①  2008-07-01 (たたく・投げる・飛び出す・乱暴になる など)

 子どもの衝動性の改善における実践事例 ②  2008-09-06 (たたく・投げる・飛び出す・乱暴になる など) 

 子どもの衝動性の改善における実践事例 ③  2008-9-27 


りえ先生、目を丸くして、「へ~、信じられない~」 と、ひとこと・・

この日、太郎君は、私との勉強が終わったあと、それはそれは楽しそうにりえ先生と一緒に、ベイブレイドで遊んでいたのでした。

そこには、3年前、衝動的に物を投げつけたり、机をひっくり返していたりしていた頃の太郎君の面影は、どこにも見られないのでした。


一つ一つの出来事の背景や行動を維持させている要因を探り、子どもの心情に寄り添いながら、ていねいに指導を積み重ねていくこと

言語だけでなく、ちゃんと伝え、ちゃんと聞き、ちゃんと表現すというコミュニケーション能力を、相互の信頼関係をベースにながら培っていくこと

社会的なルールや予定のことなど、少しでも事前に見通しをもたせような指導を積み重ねること、


私は、太郎君の衝動的な行動は、強い不安感の裏返しと読み解き、その不安を取り除くための、それぞれの力を一つずつ育てていこうと考えてみました。


2008-07-01 の記事には、以下のように書いてありました。

「こうした衝動性は、10歳を過ぎると、かなり改善される例も多いようです。2次災害を引き起こしたり、自分に対するマイナスイメージを増幅させたり、友達関係を悪くしてしまわないよう、小学校低学年での関わりが大切になってくると考えています。」


太郎君、この3月で10歳の誕生日を迎えました。

まだまだ、育てて行かなくてはならない課題もたくさんあります。

しかし、本当にここまで安定するとは、正直、その当時は思いにくい状況でした。

だからこそ、そのことを信じて、ずっと前に進んでいく気持ちが大切であったのだと思います。


今がたとえどんなに厳しい状況であっても、決して希望を捨ててはいけません。

太郎君をはじめ、多くの子どもたちの成長のあゆみが、私たちにそのことを伝えてくれているのです。


真剣度が強ければ強いほど、家族の気持ちは折れやすくなるものです。

だからこそ、家族ではない支援者の、果たすべき役割がそこにあるのだと、私は信じているのです。




この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2011-04-28)



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