未来を拓く

 2016-08-30
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昨日、あるお母さんからお届けものをいただきました。

何だろうと思い中を開けてみると、コスモス学園さんが就労支援の一環として生産した干しうどんが入っていました。


私が目を奪われたのは、その商品に添えられた絵の方です。

そこには「初恋」というタイトルとともに、以前私がサポートさせていた女の子の名前が書かれていました。


あれ確か、2009年のことですから、今からもう7年以上前のことになります。

あるお母さんが、研修ででかけた東京のホテルに、わざわざ私を訪ねてきてくださいました。

「心が人を動かし 人を変える」 (2009-02-10)


「先生に、うちの子の勉強をぜひみてほしい」

その一言に込められた深くて強い気持ちは、その後今日まで、全く色あせることはありませんでした。


SHINOBU先生がいてくださるからこそ、私は前に進んでいくことができる、

岡山から神奈川までの交通費をご負担くださり、会場を準備してくださり、何人かのお仲間をご紹介くださり、出張レッスンは複数回にわたって継続しました。

今から考えると、これだけでとんでもないことです。


お母さんは、私がいるからこそと何度もお伝えくださいましたが、このお母さんとの出会いがなければ、今日の私はきっとありえなかったのだと思っています。

「心が人を動かし 人を変える」  と当時の記事で書きましたが、この母の気持ちが、彼女のこの絵の才能の開花と無縁であろうはずはありません。

ある意味、人生を変えられたのは、この私も同じなのです。


特別支援教育の激動期にあって、このお母さんが地域で残した足跡には、出色のものがあります。

これまで100人以上の家族サポートをさせていただいてきたと思いますが、そのスタンスが微動だにぶれなかったのは、このお母さんとの歩みがあればこそだと思っています。


そうした思いも受け、これから先もきっとこの子は、大切な何かを私たちにもたらしていくに違いありません、

次に会える日には、さらなるどんなサプライズが待ち受けているか、はかり知れません。


この子とともに勉強したレッスンの光景は、今でも鮮やかに私たちの心の中で、しっかりと息づいているのです。









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ずっと心の中にいる存在

 2016-08-29
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私が、就学前の子どものマンツーマンレッスンをさせていただくようになってから、10年近くになろうとしています。

最近になって、就学前にマンツーマンレッスンを行っていた子と、そうでない子に、ははっきりとした違いがあることに気が付きました。


小学生になり、教科学習のベースに乗った子は、プリントなど、標準化された教材に取り組むことができます。

就学前には、数や言語に関する感覚やコミュニケーション、そして学ぶ楽しさを、短い時間ではありますが、1対1のライブで進めていきます。


教科学習のベースに乗った子どもなら、他の職員の指導でも意味のある学習を積み重ねていくことができるようになります。


子どもの目の色や息づかいを見ないまま、あらかじめ決めた内容を、淡々と流すだけなら誰にでもできます。

しかし、就学前のマンツーマンレッスンを、私と同じレベルですぐに行うことのできる者は、残念ながら私の職場では見当たりません。

裸の王様ではありませんが、ライブ感のないレッスン、教育的な魂のこもらぬ料理は、小さい子は決して口にしようとはしません。


よい車が売れのるではなく、売れる車がよい車

理屈や権威ではなく、いかに子どもが目を輝かせて、内発的な学びの意欲を引き出していけるか、

その力量を各段に高めてくれるのが、この小さい子に対するマンツーマンレッスンの時間であったわけです。


こうして、子どもと共に培った時間は、小学生になった以降も、相互の心にずっと息づいているのです。

小さい頃から、私のマンツーマンを受けてくれた子は、何かが違う、

私がそう思うのは、きっとこの子らは、数にしても言語にしてもコミュニケーションのしても、本当の楽しさを体験を通して感じ取っているからに違いない、そう思うようになりました。


2歳、3歳の子のレッスンは、正直大変です、

ですが、それがあるからこそ、子どもたちは育つのであり、支援者としての自分の力量も高まっていくのです。


この子たちの心の中には、私とやったお買い物ゲームの感覚は、きっと消えないのだろうなあと、思うことはしばしばです。

幼児教育を、後で付け足すことなどできないのです。


一期一会のライブレッスン、

実践者として、今日もその一歩を、しっかりと積み上げていくことができることを、何よりの幸せに感じているのです。










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血の通った教材

 2016-08-25
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動物園で口を大きく開ける生き物のことを 「わに」 と知った小さな子に、それが文字で 「わに」 と表せることを伝えたい。

逆に 「わに」 と書かれたその文字が、動物園で見たあの口の大きな生き物であることを教えたい。

このことは、就学前のお子様のレッスンを担当させていただくよういなって以来、私の悲願でした。


人はどんなプロセスで言語を習得し、どのようにそれが文字と結びつき、、言語性がさらに豊かになっていくのか、

そのプロセスを垣間見ることで、小学生以降の教科学習の中での支援のポイントが、これまでになくシャープになっていくのをはっきりと感じてきました。


画像の積木は、市販されているくもん積木を、今回、自分なりのテイストで改良したものです。

長年の実践をもとに、マンツーマンのレッスンで即戦力となるように、工夫を加えてみました。

出来てしまえば当たり前ですし、そのことをすぐに理解していただけるかどうかはわかりませんが、この中には、何十何百という自分なりの実践経験を集約したつもりでいるのです。


さっそく、今日から何人かの実践場面で使ってみました。

何には、飛びつくようにこの教材に食いつく子もいて、胸を撫でおろす気分になりました。


もしかしたら、この先5年・10年の飯のタネになるかも知れない・・・

本当は、子ども以上に喜んでいるのは、私の方かもしれません。


血の通った教材は、いつもシンプルで、美しい香りがします。

この先何年、どんな子と、一体何回この積木で一緒に勉強することになるのでしょうか?

私の夢は、どこまでもふくらんでいるのです。







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支援学校の選択制度

 2016-08-22
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岡山にも、地域ごとにいくつか支援学校があります。

それぞれの支援学校が、それぞれの持ち味や専門性を生かしながら、子どもたちのためにご家族のためにと、努力や工夫をずっと積み重ねてくださっています。

中には独自のカラーを打ち出して、そのことに対して保護者が大きな期待を寄せているケースに、このところ何度も遭遇してきました。


しかしそれと同時に、たとえ学校側がどんな専門性の高い教育のビジョンを提案しても、制度として他地域からの受け入れを極端に制限されているという話を、何度も耳にするようになりました。

最低限の学習ビジョンが、Aという学校でも、Bという学校でも、Cという学校でも、同時に担保されているのなら問題はないのですが、Aという学校のビジョンは、Aという地域に住んでいる子にしか受け入れられないという形になって、Bという地域の子が門前払いを食らってしまうのはいかがでしょうか?


通常の学級であれば当たり前のように制度化されている学区の選択性が、最もそのことを必要としている特別支援の領域で実現されないというのは、なせででしょうか?

一方で合理的な配慮とうたう行政が、子どもの最善の利益と提唱する行政が、まず正していく内容はどこにあるのでしょうか?


私はこれからも、保護者の願いの代弁者として、こうした個々のケースに、ずっと寄り添っていきたいと願っているのです。



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幸せの尺度

 2016-08-19
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6月で3歳になった女の子がいます。

2歳半の頃からサポートさせていただいていますが、最初は泣いてばかりでした。

基本私のレッスンは3歳からということでお願いしているのですが、どうしてもというご家族のご希望を受け入れる形で、レッスンをスタートさせていただきました。


泣いてばかりいた頃も、目に見えた成果が表れないときも、1度もお休みすることなく、車で1時間近くかかる地域からずっと通い続けてきてくださいました。

いつ頃からか、泣いたりすることは全くなくなりで生き生きと活動に取り組むことができるようになってきました。

みるみる表出言語が増え、コミュニケーションレベルは各段に向上し、数か月前には泣いてばかりいたことが信じられないくらいの成長を見せてくれました。


視線が合うようになったとか、表出言語の数がいくつ増えたとか、何ピースのパズルが何分で出来たとか、プロとしては数値で評価できる内容を、ご家族にきちんとお示しすることが必要です。

しかし、今私が全身で感じている充足感や、幸せ感は、決して数値でお示しすることなんて出来ません。

もっと言えば、今の私にとって、これを超える幸せ感を、他のことで置き換えることなど、出来るはずもないのです。


この、心が通じ合った感は、いったい何なのでしょうか?

どれだけ楽しい時間を二人で過ごすことができたのかをお伝えする方法が、私には全く見つからないのです。


最初苦労した子ほど、つながった時の喜びは大きいものです。

どんなに困ったときでも、逃げ出さなくなったのも、腹をくくることができるようになったのも、向かう先の成長を信じることができるようになったのも、すべてはこうした子どもたちとの歩みがあればこその話です。


何はなくても、私にはこれがある。

今、私は最高に幸せです。








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発達のカーブ

 2016-08-17
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昨日は花子ちゃんのレッスンの日でした。

小1からサポートさせていただている花子ちゃんも、もう高校生になりました。


小2の時に、「みんなと同じように漢字ドリルがやりたい」 と涙を流した花子ちゃんも、今では書字に関しては、以前そうであったことがまるでうそのように大きな改善がみられました。

今、同じように高校に通う男の子も、書字に大きな成長が見られ、クラスでもトップクラスの成績をおさめるようになりました。


今できないから、あたかも一生できないと思うのは、大きな誤りです。

特に、日本の学校教育のシステムでは、学級担任は原則1年間しかかかわれないわけですから、ある意味1年で結果を出せなければ、あとはもう別の先生に託すしかないわけです。


今、あの男の子が、真綿に水がしみ込むような勢いで学習が進捗しているのも、今この子の目の前に教科学習に打ち込める環境があったからであり、一歩間違えれば、せっかくその時期がやってきても、その子の学びのニーズを満たす環境がなければ、生涯の大チャンスをみすみす水泡に帰す結果となってしまうのです。


私は、花子ちゃんのサポートを初めてから、もう10年になろうとしています。

今は英語を中心に学習を進めていますが、彼女の学びの本番はこれからです。


うさぎとカメではありませんが、例えば18歳というラインで考えれば、ここからの彼女の勢いは、決して他の子にひけをとるものではありません。

ここまで私を信じて通い続けたお母さんの思いに応えるためにも、私は与えてくださったレッスンの1つ1つに、渾身の魂を込めて取り組んでいかなければなりません。


決して他者と比べることだけが、評価の尺度とはなり得ません。

学びを通して培った自尊心こそが、社会の中で自己実現していくための、絶対的なエネルギーとなっていく、

私の信念には、微塵の揺るぎも迷いもありません。


18歳になれば、児童福祉法の枠組みからはずれてしまします。

しかし、まだまだ学び続けたいという願いを、18歳だからということだけで、断ち切ることがあってもいけません。


花子ちゃんが、18歳になる2年後までには、何とか生涯にわたって学び続けられる制度についての、私なりの答えを見つけたい。

「先生に、うちの子の勉強を見てもらいたくて、今日ここにご相談に伺いました」

10年前のあの日の出会いこそが、今の私の、すべての原点となっているのですから。








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見通す力こそ 支援者の最大の専門性

 2016-08-13
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私は、子どもの育てに直接かかわる実践者ですが、と同時に、保護者とともに歩む支援者でもあります。

これまで5年以上の長きにわたり、子どもとご家族と一緒に歩んできたその事例は10や20ではありません。


就学前から、中学・高校まで、一人の実践者が継続的にその育てにかかわり続けること自体が、そんなにあることではないはずで、まさにこの稀有な経験こそが、今の私を支えているのです。


これだけ経験を積んでくると、育ちのポイントということが見えてきます。

この子の書字は、何年か前のあの子の育ちと似ているとか、今クラスでうまくいっていない内容も、それはむしろ環境や関係性によるところが大きいから、きっと翌年は今よりもずっと良くなるはずだとか、だからこそ今はぼんやりしてはいけないとか、だからこそ今はあわてないでじっくり構えるべきだとか、そうした見通しが、あまり大きく外れることはありません。


あの時先生がおっしゃっていたいたことは、当時はなかなか信じられませんでしたが、今となっては、先生のおっしゃっていたことが一番の正解であったことが、とてもよくわかります。

何人もの方が、そのような内容のことを伝えてくださいます。


私は預言者でも何でもありませんが、これまで子どもたちと歩んできた経験は、必ず他の子の育ちに役立てないといけないと考えていますし、この子と向き合ってきた学びのプロセスは、今後きっと大切な糧となって生かされていくだろうなと思っています。


ご家族の方が、安心してわが子の今をしっかりと見つめていくことができるよう、支援者の私は1段高い所から、少し遠くをしっかりと指さしていかなければなりません。

見通す力こそ、支援者の最大の専門性、

そのことをしっかり胸に刻んで、これからも一歩ずつ、二度とはない大切な時間を積み重ねていきたいと願っているのです。





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心に落とす技術

 2016-08-11
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子どもと画像のような数字パズルを行っていました。

ところが、 4 のピースが裏返ってなかなかはまりません。


この子は、たくさんのピースの中から、そのピースが 4 であることを認識しているわけですが、そのピースが裏返っているということになかなか気づかずにいるわけです。

きっとこれまでの人生の中では、同じような場面に出会う機会も少なかったことでしょうから、当然といえば当然のことです。


こうだよと、教えてしまうことは簡単ですが、ここまで育ってきた子ですから、もう一段豊かな体験を積み上げたくて、しばらくはこの子がいろいろと試行する場を与えてみました。

ところが、一定の時間を過ぎても、なかなか思うようには行きません。


ここらがタイミングと思った私は、小さい声で 「くるりんぱ」 とこの子に伝えてみました。


1回目は、よほど活動に集中していたのか、無反応でスルーされてしまいましたが、しばらく置いてもう一度 「くるりんぱ」 というと、どうやらそれが課題解決の助言であることを意識したらしく、3回目の助言ではっとしたような表情を浮かべ、自らの手でピースを裏返すことに成功しました。


これまで、「うらかえしー」  とか、「反対向き~」 とか、いくつかの補助発問をしてみましたが、ほとんどの子にはこの 「くるりんぱ」 がクリーンヒットとなりました。


新しく開発された最新のアプローチを吸収したり勉強したりしていくことは、マンネリ膠着した流れを打破したり、これまでの取り組みの中で大切なポイントを見つめなおしたりしていくうえで、とても重要な営みだと考えています。


一方で、「くるりんぱ」 のように、子どもの心にすとんと落とす言葉を、子どもの発達や特性を理解したうえで、ドンピシャのタイミングで提示していく技術こそが、真の支援者の力量であると考えています。


汲めども尽きぬ水、

実践以上に、自分の力を磨き上げる場は、他にはない。


後進を育て、新しい事業を拡大していくという、新たな自分の使命に思いをはせながらも、私が臨床実践の場から一歩たりとも後ろに引こうとしない理由は、きっとこんなところにもあるのです。







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東京での研修

 2016-08-08
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今日から、2日間の予定で東京での研修に出かけています。

私は所長でありながら、直接子どものレッスンを担当してきましたから、通所支援の事業を始めてからこれまで、県外に出張するようなことはありませんでした。


この週の振替を、別の週でご案内できること、

私に代わるスタッフの力量が向上してきていること、

そして、子ども・ご家族・地域・時代のニーズや願いにそった、よりきめ細やかで質の高い新規サービスを行っていくために、今回の研修参加を決断しました。


思えば前身の白ゆり教室開設の構想を練ったのも、10年ほど前の東京での研修が契機となったことを、今でもはっきりと記憶しています。

あの頃思い描いたビジョンは、私の予想をはるかに超え、補助金をいただいて新園舎完成という大きな事業にまで発展していきました。


昨日の岡山でのレッスンの時に、18歳以降のお子様の学びの場について、ご家族の切なる願いを受け止めさせていただきました。

すでに全国では、特性理解に基づいて、生涯にわたって学び続ける新しい支援の形が模索されているようです。

また、夢をもって働くことのできる新しい就労の形も、全国各地で広がっているとも聞きます。


これまで10年、子どもとご家族と共に歩み続けた実践者として、

そして社会福祉法人の管理者という立場にあるものして、

どうしても、今の私がなすべき役割がそこにある。


今後10年、私たちが進むべき道と、

実り多き新しいビジョンの開発と実践、

希望に胸ふくらむ思いと、たぎるような熱い決意を抱きながら帰りの新幹線に乗ることができるように、与えられたこの機会を大切に生かしたいと願っているのです。







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言葉にはならない言葉

 2016-08-03
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昨日のレッスンのことです。

ある男の子が、画像のような鉛筆ケースを見て、「わー、すごい」 と目を丸くしていました。


一流の野球の選手が、バットを粗末に扱うことはないと信じています。

ここでの鉛筆は、買ったばかりの長いものは、小学生・中学生がまず使うようにしています。

就学前の子は、短めの鉛筆でないと扱いにくい場合が多いので、18CM以下なったら、就学前の子が使う鉛筆ケースに移動するようになります。


妖怪ウオッチなどのキャラクター鉛筆が好きな子もいれば、逆にアカデミックな感じのする無地のuni鉛筆を好む子もいます。

女の子にはリラックマや動物鉛筆、筆圧の弱い入門期の子どもには、くもんの三角鉛筆を使用したりします。


また、消しゴムは1.2CM以上の厚みのある大型消しゴムを、あえて2つに分割し、正方形もしくは円の形にしたものを使用します。

使用前に余計な汚れを取り除いていくと、力の弱い未就学児でも、比較的文字をきれいに消すことができます。

子どもたちに、最高の学びの場を提供したい、というのが私の夢でありこだわりなので、こういう何気ない部分にこそ、その魂が宿るだと信じ、環境整備にはかなりの神経を使っているつもりです。


またしても赤ちゃん体操のときに、小さい子が私にしがみついて離れなくなり、周りの人が驚いていました。

言葉でごまかしのきかない子ほど、感性は豊かに決まっています。


真心を心を込めて整えられた鉛筆や消しゴム、

勉強こそが自分に対する肯定的な思いを高め、自立や社会参加の最大のエネルギーとなっていることを、心の底から信じない者に、果たしてここまで、文房具を大切にする気持ちが宿っていくでしょうか?


勉強を大切にすることは、子どもの存在自体を大切にすることと同じ、

勉強しなくていいというのは、あなたは社会にいなくていい、そう言うのと同じことです。


あなたには、あなたにしかない大切な命の輝きがあります、

だからこそ、先生は、あなたにしっかりと勉強してもらって、もっともっとすてきな人になって、たくさんの人からあなたがいて良かったという存在まで育て上げたいのです。


私にしがみついて離れない子、

何の言葉はなくとも、私たちの心は、しっかりと通じ合っているのです。







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Author:SHINOBU
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