保護者サポート
2013-01-31
保護者サポートの形として、電話相談をさせていただくことがあります。その日のレッスンが終わってからの対応となりますので、いつも午後8時を過ぎてのご相談となります。
昨日は、県外の方からのご相談をSkypeで伺いました。
事前の資料も、とてもていねいに作られており、真摯にお子様の学びに寄り添っておられることが、はっきりと伝わってきました。
私は、そのあゆみの一つ一つを確かめるような営みで、ご助言を差し上げました。
このご家族なら、きっと大切なことを見つめて行かれる、
そんな印象をもちました。
今朝は、先日ご相談をさせていただいたお母さんからメールをいただきました。
学校でのケース会議での対応について、一緒に検討させていただきました。
どうやら、今回のケース会議では、かなりの手応えを感じることができたようです。
長い報告の後に、「前回のケース会議とは比べものにならない程の成果です」と添えられていました。
そして、「ありがとうございました」「ありがとうございました」 と何度も何度ども感謝の言葉を書いてくださっていました。
毎日8~9のレッスンをこなし、昼休みには鬼のような形相で事務仕事、
体はきっとヘロヘロになっているはずなのに、何故だか不思議と気力はみなぎってくるのです。
今朝のメール、本当によかった、
何かのことで、お役に立てるかも知れない、
そういう気持ちが、今の私を支えている証拠です。
この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2013-02-02)

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待ち遠しいレッスン
2013-01-29


今、「白ゆり発達支援センター」 のリーフレットを作成しています。
今日は、建物の外観と私の顔写真の撮影日、
予定の時刻に、デザイナーさんと担当の方がお越しくださいました。
撮影日がこの日であることは、ずっと前から、わかっていました。
でも、忙しくて、散髪に行く時間がない・・
もうじたばたしても仕方ないので、結局、ボサボサの頭のままでの写真撮影となりました (笑)
この1月は、色々なことが重なりすぎて、元日からマックスのテンションで仕事をしていても、どうしても、散髪屋さんの開いている時間を見つけることができない。
深夜営業のできる散髪屋さんって、都会にはあるのでしょうか?
できれば、宅配で、家に来てもらいたいくらいです。
でも、どんなに忙しくても、レッスンだけはお休みにはしません。
その日のレッスンのために、下の子を実家に預け、新幹線やホテルの予約をとり、何ヶ月も前からご準備をしてくださっている方がいらっしゃることを知りました。
一つ一つのレッスンを大切にしなければ、すべてを大切にしないのと同じこと、
いつもそう考えて取り組むように心がけていますが、実は、もう一つの理由があるのです。
それは、レッスン自体が楽しいのです。
今回、2人の子の映像をアップさせてもらいましたが、この表情をご覧になって、どんなことをお感じになりますか?
何ヶ月か前には見ることのできなかった、とてもやわらかい、伸びやかな表情です。
こうなってくると、次のレッスンは誰だったかと待ち遠しくもなりますし、今度は誰々ちゃんかと楽しみでなりません。
もちろん、レッスンの厳しい局面を、誰よりも知っているのは私です。
そして、どんな厳しい場面に出会っても、決してここから逃げない覚悟は決めています。
その深い決心は、必ずや子どもの心に響きます。
だからこそ、楽しいレッスンのねうちが、私にはわかるのです。
私が楽しくなくて、子どもが楽しいわけはありません。
そういう気持ちで子どもに向き合えなくなったなら、私は心の中で、静かに看板を降ろそうと思っているのです。

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ダウン症児の言葉の育ち
2013-01-26
金曜日に、かれんちゃんのレッスンがありました。お母さんが、先日のNHKの番組で放送された、かれんちゃんの動画のDVDをお持ちくださいました。
いつものようにレッスンを始めてびっくり、
表出言語の質・量ともに、明らかに向上している・・
おまけに、数を数えるときの継次性のスキルや、書字にかかわる技能(巧緻性)も伸びている・・
先週は、お母さんのお仕事の都合 (センター試験の準備) のために、レッスンが1回お休みとなりましたが、わずか1週間でこの変化、
子どもは伸びるときは、一気に伸びる、
まさにそんな感じのレッスンとなりました。
理解言語(内言語)は、日に日に膨らんできているし、表出言語の明瞭性も格段に進歩している。
いわゆるコミュニケーションのツールとして、言語が有効に機能し始めたという印象です。
こうなれば、見通しをもちやすくなり、行動面でも必ずプラスの効果をもたらします。
3歳の頃だったか、4歳の頃だったか、
初めて 「せんせい」 という有意味言語をキャッチして、ごほうびで、何度も何度も抱っこして育てたかれんちゃんの言語が、こんな所まで来ました。
そのことをご両親にお伝えしたとき、「聞き違いでは?」となかなか信じていただけなかったことも、今では笑い話となるエピソードとなりました。
平成20年からスタートした、私とかれんちゃんとのあゆみももう5年、
就学猶予もあり、今1年生となり、学びの道をしったりと進み始めました。
私が、この子のとの実戦を通して培ってきた言語の育ては、今、脈々と多くの子の言葉の育てに息づいているのです。
あの3歳のかれんちゃんをして、今の言語の育ちを、誰が予想できたことか?
あきらめないこと、
可能性や、子どもの学びの意欲を信じること、
そして、誰よりも強く、深く、我が子の成長のために力を尽くしてきたご両親のご努力と愛情、
これらのことをすべて受けて、今のかれんちゃんの笑顔があるのです。
私は、ただただ、この子の育ちを確かめて来ただけで、私の力でこの子を育てたなんて思ってもいません、
しかし私は、最も近くで寄り添ってきた支援者として、多くの子どもとそのご家族に、そのことを伝え生かしていく責務を負っているわけです。
あきらめてはいけません、
希望や笑顔を忘れてはいけません、
百万の理論より、たった一つの実践が、ご家族の心の扉を開いていくのです。
一人の子どもの大切な育ちは、やがて多くの子と、そのご家族の道しるべとなります。
あの日いただいた、かれんちゃんのお母さんからの1本の電話、
私たちのストーリーは、すべてそこからスタートしたのです。
この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2013-1-29)

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放課後支援の一つの形
2013-01-23

① グループレッスンであっても、一人の指導員が担当する子どもは3人まで
② 紙やカードによらない生きた活動の中からソーシャルスキルを培う場をつくる
③ たとえ短い時間であっても、専任の指導員により、その子のニーズにあった、個別学習サポートの機会を提供する
④ 行き届いた支援の積み重ねから、肯定的な自己理解の力を育てる
私が掲げた 「学童ケアリングレッスン」 のコンセプトです。
昨年末から、岡山大学教育学部・特別支援教育選専攻の学生に、スタッフとして働いてもらうことにしました。
子どもの前に立つからは、ボランティアではなくプロのとしての仕事を、
数名の学生が、私のオファーに応えてくれました。
これまで、スーパーバイザーとしてケースカンファレンスでご指導をいただいた眞田先生をはじめ、博士課程、修士課程、学部生のそれぞれに、子どものためにその専門性を発揮していただきました。
学部生の中には、色々な施設で、直接子どもたちにかかわってきた者も多いようです。
主任の先生に、「学生さんたちは、どう?」 と尋ねてみると、「すばらしい学生さんたちです、」 と即答でレスポンスが返ってきました。
私はこれまで、現場の最前線で、保護者の皆様と毎日直接かかわってきました。
そのニーズがどこにあるか?
何をどう支えれば、子どもも、家族も、主体的に前に進んで行ける支えとなるのか?
その内容が今、こうして具体的な形となって実現しようとしているのです。
子どもために、日々心を砕いて、前に進んで行かれるご家族、
私たちは、いつも同じ歩幅で歩み続けていきたいと願っているのです。

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「普通」 という言葉に込める気持ち
2013-01-19
「ごく普通の結婚をして、ごく当たり前の生活がしたい」若い女性や、タレントさんがよく口にされる言葉です。
普段、おしゃれをしない人が、新しい洋服を買ったりすると、「その洋服どこで買ったの? すごい、似合うじゃない」 と言ってもらえます。
でも、本当におしゃれな人には、「その服似合うね」 なんてはとても言えません。
「SHINOBU先生は、算数教えるのが上手ですね」 とも言われません。
一定の水準のことを、普通にできる、当たり前に出来る、持続できるというのは、本当はとても大切なことであったりします。
1年生の時からサポートしている花子ちゃんは、来年中学校へ進学をします。
「中学では、ぜひこの先生に教えていただいたい」
そんな願いから、ご自宅を転居されてまでのご決断です。
「この子と、家族として、ごく普通の暮らしを続けていきたい」
昨日のご相談で、お母さんから伺った言葉です。
とても重く、深い言葉です。
5年前のあの日、
私の活動は、このお母さんのお気持ちに寄り添うところから、すべてはスタートしました。
地域の中で、社会の中で、この子がこの子らしく自立し、社会に貢献し、自分らしさを発揮し
豊かに、幸せに、普通に暮らせるその日がくるまで、
私たちの歩みは、ずっと続いていくのです。

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誰の支えによるものか?
2013-01-14

昨日は、法人の所用で淡路島に出かけました。
同じ法人で、保育園の園長をしている家内と一緒でしたので、道中いろいろと事業のことについて情報交換をする時間がありました。
私は、設立や資金、外部との交渉などの仕事は、ほとんどすべて家内に任せっきりで、指導の内容1本に打ち込んできました。
多くの子どもたちに伝っているオリジナル教材も、すべてそうした時間に生み出したものです。
年末に私は、トイザらスに行って、周囲の人がびっくりするほどの大量のおもちゃを買い込みました。
先日、そのおもちゃを使って、これまでほとんど交流のなかった男の子二人が、サッカーゲームに夢中になっている光景を目にしました。
今、ご家庭の所得の状況によっては、所定の手続きさえすれば、費用が全額公的負担によって、グループレッスンも、私のマンツーマンレッスンも受けることができる仕組みが出来上がっています。
こうしたことを可能にしたのは、すべてこの家内の信念と、努力に基づくものでした。
私は、徹底して、子どもや家族に寄り添うところからスタートしましたし、その基本スタンスは、死ぬまで変えるつもりはありません。
それさえあれば、器のようなものは後からいくらでもついてくるとさえ思っています。
こうした面では、家内と全く価値観を異にしていますし、ほんのささいなやりとりで、これまで何度も何度も対立をしてきました。
それが本物になればなるほど、お互い譲れない立場と信念がありますから、その内容は普通ではありません。
立場も、スタンスも、ま反対の二人、
でも、もしかしたら、入り口が違うだけで、目指すものは、同じなのかも知れないと思うようになりました。
そういう意味では、まさに最強コンビなのかも知れません。
この日は、次の日の大阪でのレッスンのため、私は教材の大きな荷物をかかえたまま、淡路島から一人、大阪へと向かいました。
「休めるときには、ちゃんと休んでください」
家内から届いたメールには、そう書かれていましたが、いつものように新幹線に乗り込むと、とたんに意識が実戦モードに切り替わっていくのが、自分でもはっきりとわかります。
妥協もせず、弱音も吐かず、休みもせず、疲れも見せず、
自分の本当にやりたいことを、職業として365日、いつも全力投球で取り組める、
この環境は、いったい誰の支えによるものか?
目指すことがあるからこそ、前に進むことも出来る、
ならば結果は、実績で残さなければ、申し訳が立たない。
一つ一つのレッスンに魂を込め、誰にもできない内容を積み上げていく、
私の夢は、いつもこの場所にあるのです。
この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2013-1-15)

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かれんちゃんが NHKの番組に
2013-01-13
昨年末に、NHK のカメラマンさんが私の教室を訪ねて来られました。「地域で前向きに育つダウン症のお子さんのことを、小さな番組として放送したいので、ご協力をお願いしたい」
私のブログを読んで、訪ねて来てくださったということでした。
かれんちゃんのお母さんが、この取材に応じてくださるということになりました。
かれんちゃんが、縄跳びをがんばっている様子や地域で交流している様子を流す予定だそうです。
「NHK岡山 もぎたて」 18:10-19:00
2013年1月15日(火)の放送予定
<特集>
冬空の下の縄跳び、みなさん経験があると思います。
岡山市に、みんなと同じように跳べるようになりたいと練習に励むダウン症の女の子がいます。
7歳の女の子の、この冬の挑戦を見つめます。
http://www.nhk.or.jp/okayama-mogitate-blog/100/143183.html
↑ 岡山ローカルの番組ですが、機会がありましたら是非ご覧ください。

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ありがとう りえ先生
2013-01-12

たった一人で始めた 「白ゆり教室」、
保護者に選んで来ていただく個別指導教室、
それは、私が何より誇りに感じていたブランドでした。
3年前の夏、
一人の保育士さんが、高知から保育士募集の面接に来てくれました。
カウンセラーの資格をもち、学校現場でのサポート経験のある彼女、
ご結婚を機会に、岡山で保育士として働きたいということでした。
当時は、一人で始めた 「白ゆり教室」 の子どもが50人を越え、一人で指導する限界に達していた時期でした。
何とか、この流れを組織化できないか?
そんな時期に現れたのが、このりえ先生でした。
「白ゆり発達支援センター」 は、文字通り、りえ先生と二人で作ったあゆみであったと思います。
組織を先に作るのではなく、まずは子どもと家族のニーズに寄り添う所からスタートしよう、
制度や、書類は、後から何とでも整えていこう、
こんな発想を現実可能にしたのは、パートナーとしてのりえ先生の働きがあればこそのスタンスでした。
私が舌を巻くほどの、天才レベルの事務処理能力、
この2年間、おそらくは私と二人で、5人分以上の仕事はこなしていたはずです。
一度だけ、涙がこらえ切れない時がありましたが、私のどんな滅茶な指示にも、厳しい要求にも、文句の一つも言わず、弱音もはかず、翌日にはきちんと整理して、私の机の上に揃えていました。
昨年度は、1ヶ月の利用者数が100にも満たない月がほとんどであったのに、その目標値がやがて200になり、300になり、今では400を目指そうかという勢いになりました。
先生の数も、多い日は、7人を越えることもあります。
この奇跡的な利用者数の増加は、りえ先生の存在なくして、決して実現できなかったと思っています。
本当によくやってくれた、
すばらしい人材でした。
そのりえ先生に赤ちゃんができ、来週から産休に入ることになりました。
この有為な能力に、母としての営みが加わることになり、将来は、発達支援センターの屋台骨を背負う存在として、一層の活躍が期待されるところですが、ひとまずは家庭人として、新しいステージを迎えられることになります。
この日、レッスンのあと、りんちゃんが、りえ先生と一緒に遊んでもらいました。
この子が、この時間を、毎回どんなに楽しみにしていたことか?
階段をあがり、扉を開け、りえ先生にお別れを告げにくる子もいました。
支援者としてのスタンス、
一期一会のレッスン、
保護者支援の極意、
私のもっているものはずべて伝え、2年の間、そのすべてを見つめてきたのも彼女でした。
私が、現役の最前線に立てるのも、せいぜいがあと10年、
必ずやこの子は、私を越える存在になる、
主体者を支える仕事の価値とやりがいを、誰よりも近くで見つめてきたのも、この子に他ならないのです。
出産は3月半ばと聞いています。
岡山より一足早く、高知には、すてきな春がやってくるのです。

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こうすれば言葉は出る
2013-01-10

ご縁があって、11月から、ある5歳の女の子が来てくれるようになりました。
大変お世話になった別の保育園の園長先生の紹介で、月にグループレッスン8回・マンツーマンレッスン1回のプログラムをご提案させていただきました。
この日が、3回目のマンツーマンレッスンの日になりました。
これまでの2回のレッスンから、認知や内言語の豊かさが、活動の随所から伺えていました。
でも、どこか表情が不安げで、言語表出がみられない、
3回目のレッスンとなる今回、記録を読み返しながら、私には一つの方略が思い浮かんできました。
得意な認知の活動をメインに据え、コミュニケートの活動自体を、あえて要求しない、
そうすればきっと、内発的な言語コミュニケートの場面が生まれてくるはずだ・・
さっそく、活動を始めてみました。
こうなると、リズムや活動の方向感が大切です。
周到な準備をして、立て板に水の如くのレッスンが始まりました。
すごい集中力、
面白いようにこの子は、活動に食いつき始めました。
やっぱり、私の見立てははずれていない、
活動の中盤には、わたしはもう、この日のレッスンの勝利を確信していました。
これまでに構成しなかった、「お買い物ゲーム」 や 「おままごと」 をさせてみました。
少し面食らった表情を見せましたが、ノンバーバルなメッセージはしっかりとつながっているので、この頃から表情に少し変化が見られ始めました。
そして、終盤の 「すうじパズル」 に差し掛かったときです、
「ホラーマン、どこ?」
突然、この子が口を開き始めました。
来たっ、
心の中で、勝利の V サイン、ガッツポーズの瞬間です。
内発性の高い、コミュニケーションツールとしての言語の必要感が生じた瞬間であるわけです。
レッスンが終わった後、いつも送迎をしてくださっているおばあちゃんが、目を丸くして驚かれていました。
「よその療育では、一切口を開かないこの子が、グループレッスンでも、マンツーマンレッスンでも、こんなに生き生きと活動して、信じられない気持ちです」
さあ、しゃべりなさい、
そんなスタンスで、この子が口を開くとは思えません。
子どもにとってにコミュニケーションは、ツールであって、目的そのものではないはずです。
特に、メンタル面でデリケートな子に対しては、そうした理解の視点が重要です。
ホラーマンさん、ありがとう、
君のその頭の形がいつもとってもすてきなので、私とこの子との心が、しっかりとつながりました ♪
それにしても、うちのグループレッスンの担当はさすがです。
いつレッスンを見に行っても、この子、生き生きとした表情で、楽しそうに活動しています。
地元の保育園を休んでまで、月に9回、うちのレッスンを受けに来てくれているのです。
そのご家族の期待には、何としても応えなければなりません。
かれんちゃんと一緒に培ってきたコミュニケーションレッスンのプロセス、
これからも、それぞれの子のあゆみに寄り添いながら、大切な営みを重ねていきたいと思っているのです。

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新しい年のスタート
2013-01-03
今年は、3日の京都のレッスンがスタートになりました。年末年始で、これまでたまっていた色々な事務仕事を一気にこなし、少し足取り軽い感じで、新しい年を迎えることができました。
休みの日なんて、3ヶ月に1日もあれば十分、
残りの時間は、日々のレッスンのために、しっかりとした準備をしたい、
いつの頃からか、そんなふうに思うようになりました。
事業として始めた発達支援センターも、起業の時期を過ぎ、しっかりとした次のステージを目指していかなければなりません。
環境を整え、後進を育て、多くの方から信頼をいただける施設に育てなければいけません。
昨年から、短大の授業を1本もたせていただきました。
こんなに楽しいものかと、本当に貴重な経験となりましたが、もともと私は研究者を目指すつもりはなく、あまりの過密スケジュールの中、時期を見て、また機会があればさせていただこうということにしました。
どんなに私ががんばった所で、事業者としても、研究者としても、超一流には決してなれません。
所詮、私はそんな器ではないのです。
軸足が、別の所にあったなら、休日はいらないなんていう馬力は、どこからも生まれてこないはず・・
その事は、自分自身が一番よく知っているのです。
私は、子どもとの臨床があるからこそ、私自身でいられるのです。
そこに軸足を置いて日々を過ごしていくためには、自分に与えられた務めをしっかりと果たしていかなければいけません。
短大の講師も、所長の仕事も、講演会も、そのための大切な仕事だと考えています。
今年になって、初めてレッスンをさせていただく子もいます。
まだ見ぬその子と、これからどんなあゆみが始まっていくのでしょうか?
ここから続く大切な1本の道のりが、今、私たちの目の前に続いているのです。

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